立教大学／卒業後のキャリア（文学部史学科福祉ベンチャー企業執行役員杉浦日向子さん）【スタディサプリ進路】

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杉浦日向子さん(文学部史学科/福祉ベンチャー企業執行役員)

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周囲に「助けて」と言える力も、仕事をする上で大切にしています

先輩の仕事紹介

障がいという線引きをなくし、福祉の分野から新しい価値を社会に創造するために

福祉ベンチャー企業執行役員

文学部史学科/2020年卒

杉浦日向子さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

障がいという線引きをなくす。これがLOGZGROUPのミッションです。全国に約40ある就労移行ITスクールの運営などを通して、うつやADHDといった精神障がいのある人の一般企業への就労をサポートしています。障がいのある人に対して、変わっている、怖いなど誤ったイメージを持たれることがまだ多いのですが、実際は優秀な人材の宝庫なんですよ。ただ、企業側も雇用したいけれどノウハウがない、どんな仕事を任せればいいかわからないという悩みを抱えていて、そうした企業と障がい者の架け橋になるのが私の役割です。企業の困りごとに耳を傾け、人材紹介や採用活動まで支援することで両者のベストマッチングを生み出す。そこにやりがいを感じます。

これからかなえたい夢・目標

私は大学時代に会社を立ち上げて、大学生ならではの目線を活かして企業の新卒採用を支援する事業に注力していました。当時は本当に未熟でしたが、そのときの経験は今の仕事に大いに活きています。障がい者の雇用がもっと進めば、少子高齢社会による労働力減少や人手不足という社会課題の解決にもつながります。そのためにも、障がいのある人の仕事環境を変えていきたい。クリエイティブ職をはじめ、その人の才能やスキルを活かせる環境で輝いてほしい。自分の成長のために頑張っていた時代から、誰かのため、社会のために本気で取り組もうと視野が広がった今、福祉分野から新しい価値を生み出していくことが私のミッションだと思っています。

LOGZGROUPは上場を目指して成長を続けています

学校で学んだこと・学生時代

「会社員以外の生き方もあるんだ」。大学2年生のときにそう思ったことが今の私につながっています。きっかけはキャリア関連の授業でした。ある日、ベンチャーを起業した卒業生がゲスト講師として登壇されたのですが、その生き方に触れて意識が変化したんです。その後、就職活動をきっかけに、3年次でインターン生としてLOGZGROUPで働き始めました。新拠点の立ち上げに携わって目の回る忙しさでしたが、事業を生み出す楽しさを肌で感じて、4年次の11月にLOGZの子会社を創業。代表取締役に就任しました。ファーストキャリアが社長なんて昔の自分からは想像もできません。立教の多様な学びが、自分らしい人生に踏み出す力をくれたと感じています。

めげない、失敗を恐れないことが私の持ち味です

杉浦日向子さん

LOGZGROUP株式会社　執行役員／障害者雇用クラウド事業責任者/文学部史学科/2020年卒/歴史が好きだったことと、自由で開放的なキャンパスの雰囲気に惹かれて立教大学の文学部史学科に入学。在学中に福祉ベンチャー企業 LOGZGROUP株式会社の子会社としてイチミ株式会社を創業。同社は現在、 LOGZGROUPとなって採用マーケティングなどの事業を継続している。杉浦さん自身は2020年、LOGZGROUPに執行役員として加わった。「自分が納得のいく生き方を叶えるために、大学時代はさまざまな人と出会って経験を積んでください。何か始めたいと思ったとき、立教にはたくさんの選択肢があって自分が成長したい方向に伸びていくことができます」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…