
私が研究をしているのは、発達障害の1つである「自閉スペクトラム症(ASD)」について。ASDの人は、コミュニケーションが苦手だったり、興味の範囲が狭くてこだわりが強かったりするため、日常生活や学校生活が困難になります。大学では、この研究そのものを学生に伝えるわけではないですが、保育者として関わることのある、発達障害のこどもについて理解を深めてもらえるよう、学術的なデータなどを交えて教えています。保育現場には、いろいろなこども達がいますが、それぞれ個性があり、保育者の関わり方1つで行動や考え方に変化が起こります。学生達には、発達や心理について学ぶことで、”こどもとのより良い接し方”と“多数派ではなく、少数派のこども達のことを考えることの大切さ”について理解を深めてほしいと考えています。

少人数制教育だから、先生と学生の距離が近いのが魅力。学生思いの先生にはどんなことも相談できて安心
先生が指導されている「保育×心理」をテーマとしたゼミは、学生自身が興味を持っていることをテーマについて調べ、発表するグループワークスタイル。学生からの「うれしいやかなしいなど、感情と色の結びつきってこども達にもある?」「こどもが泣いた時の保育者の対応に決まったパターンはある?」など、素朴な疑問=調査テーマに先生はいつも驚かされるそう。そしてゼミでは、併設されている園のこども達に調査協力をお願いする形で、学生はこども達とふれ合い、こどものかわいさやおもしろさも体験しているとのことでした。

ゼミの他に障害児保育や社会的養護の授業を担当されている先生。学生一人ひとりに寄り添った指導が人気!
いろんな仕事がある中で、保育者はこどもと関わり、未来にも影響を与える尊い仕事です。本学には、専門教育に加えて、良き保育者になるために必要な良い人間性を育むことに強い思いを持つ教員がいっぱいいますよ!

先生が研究されている発達障害についての知識は、多様性を尊重する保育・幼児教育分野でも重要&活かせる
専門:教育心理学・パーソナリティ心理学
東京学芸大学大学院 教育学研究科 学校心理コース修了(博士課程:教育学)後、兵庫県及び、東京都の公立小学校で教員として現場での教育に携わる。2023年より、豊岡短期大学 こども学科で助教として、2025年からは講師として、保育士・幼稚園教諭をめざす学生たちの指導にあたる。
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