~卒業生を訪ねて~ 「松竹衣裳株式会社」様
岡村さん 2017年度入学
歌舞伎・演劇・映画・テレビ・舞踊における衣裳の着付けや製作等を行う松竹衣裳株式会社に勤務している卒業生にお話しを伺いました。
・現在のお仕事について
入社1年目の私ですが、同期の1年目や2年目の方にも同じ辻村和服専門学校出身がいます。私は衣裳の縫製の担当で、主に歌舞伎役者さんの衣裳の仕立てやお直しをしています。他にも映画やドラマ、イベント等の衣裳も手掛けます。有名な役者さんの衣裳も仕立てるので、インターネット上やテレビ等で役者さんが実際に着用されている姿を見ることができ、自分の仕事にとてもやりがいを感じます。これから歌舞伎等のお芝居も劇場にて生で観て、もっと勉強していければと思います。
・この仕事を選んだきっかけ
辻村和服専門学校1年生の時に学校行事で歌舞伎を観に行く機会がありました。その時、歌舞伎の衣裳の綺麗さに惹かれました。自分の縫ったものがあんなにもキラキラしている舞台で着てもらえたら嬉しいと思いました。学校を卒業後にそのまま系列企業で和裁の仕事をすることも考えましたが、静岡出身の私は東京で仕事をしたい思いもあり、この仕事を選びました。
・学生生活を振り返って
家政科等ではない普通科の高校の出身ですが、辻村和服専門学校に入学する前に目標を決めて入学しました。自分の振袖を自分で縫いたい、在学中の5年間で国家和裁技能士検定1級を取得したいと思っていました。最初の1、2年は慣れることで大変でしたが、目標の2年目に自分の成人式の振袖を仕立てたり、国家検定2級を取得することができました。3年生からは技能五輪全国大会に出場し、4年生の時には入賞することもできました。入学して、張り合いのある同級生にも恵まれ、切磋琢磨しながら自分の技術を磨くことができました。授業中、同級生と自主的に仕立ての競争もよくしていました。卒業年次の5年生のときには目標の国家和裁技能士検定1級も取得でき、とても充実した学生生活を過ごすことができたと思います。
・今後の目標
身近な目標は、仕事をしっかり覚えることです。学生の時に縫っていたときと手順や縫い方も違います。今はまだ確認しながら縫うことも多いです。周りの先輩方は仕事も早く、さらっと仕立てているので、自分も早くそうなりたいと思っています。将来的には、歌舞伎衣裳の中でも、主役級の方のお仕事を任されるような存在になりたいです。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。
また、松竹衣裳株式会社のご関係者の皆様、ありがとうございました。
・現在のお仕事について
入社1年目の私ですが、同期の1年目や2年目の方にも同じ辻村和服専門学校出身がいます。私は衣裳の縫製の担当で、主に歌舞伎役者さんの衣裳の仕立てやお直しをしています。他にも映画やドラマ、イベント等の衣裳も手掛けます。有名な役者さんの衣裳も仕立てるので、インターネット上やテレビ等で役者さんが実際に着用されている姿を見ることができ、自分の仕事にとてもやりがいを感じます。これから歌舞伎等のお芝居も劇場にて生で観て、もっと勉強していければと思います。
・この仕事を選んだきっかけ
辻村和服専門学校1年生の時に学校行事で歌舞伎を観に行く機会がありました。その時、歌舞伎の衣裳の綺麗さに惹かれました。自分の縫ったものがあんなにもキラキラしている舞台で着てもらえたら嬉しいと思いました。学校を卒業後にそのまま系列企業で和裁の仕事をすることも考えましたが、静岡出身の私は東京で仕事をしたい思いもあり、この仕事を選びました。
・学生生活を振り返って
家政科等ではない普通科の高校の出身ですが、辻村和服専門学校に入学する前に目標を決めて入学しました。自分の振袖を自分で縫いたい、在学中の5年間で国家和裁技能士検定1級を取得したいと思っていました。最初の1、2年は慣れることで大変でしたが、目標の2年目に自分の成人式の振袖を仕立てたり、国家検定2級を取得することができました。3年生からは技能五輪全国大会に出場し、4年生の時には入賞することもできました。入学して、張り合いのある同級生にも恵まれ、切磋琢磨しながら自分の技術を磨くことができました。授業中、同級生と自主的に仕立ての競争もよくしていました。卒業年次の5年生のときには目標の国家和裁技能士検定1級も取得でき、とても充実した学生生活を過ごすことができたと思います。
・今後の目標
身近な目標は、仕事をしっかり覚えることです。学生の時に縫っていたときと手順や縫い方も違います。今はまだ確認しながら縫うことも多いです。周りの先輩方は仕事も早く、さらっと仕立てているので、自分も早くそうなりたいと思っています。将来的には、歌舞伎衣裳の中でも、主役級の方のお仕事を任されるような存在になりたいです。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。
また、松竹衣裳株式会社のご関係者の皆様、ありがとうございました。