「ボーカル」は身体が楽器ですから、日常の積み重ねやその時々の精神状態がすべて反映されます。だからこそ向き合えば向き合うほど成長につながりますし、唯一無二の「声」が作れるのです。それだけに一人ひとりに合わせた指導や練習が必要となります。
ミューズの良いところは、それぞれの学生に合ったやり方を伝えてあげられるところ。僕自身、先生ではあるけれども一人のボーカリストです。学生の皆さんには同じ“アーティスト”として対等な立場で接したいと考えています。同じ方向で歩むからこそ、一人ひとりが『今』抱えている悩みや課題が良くわかり、それに対するアドバイスを具体的に伝えることができます。生きてきたすべてが表現になるボーカルだからこそ自分の想いを声で正確に表現できるよう、とことん磨いていきましょう。
先生が担当するのはボーカル専攻1・2年生の合同授業「ボイスアンサンブル」。ゴスペルの楽曲を用いてハーモニーワークのトレーニングなどを行います。音符の長さや休符の位置、リズムの取り方やブレスのタイミング、言葉のスピードや強弱、音程ピッチ感の捉え方などアンサンブルを作り上げるために必要な技術や知識を習得。歌声がしっかりと揃ったときにはこの上ない「一体感」「敵なし感」を体感できるそう。また課外授業として野外イベントのステージに立つ機会もあり、学生のうちから人前で歌う楽しさを経験できるのも魅力です。
音楽の世界に足を踏み入れてくれた皆さんを、ミューズはしっかりとサポートします。悩み・課題を解決できるよう力を尽くしますし、何より僕らが皆さんの成長を楽しみにしています。ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
略歴:ミューズ音楽学院ボーカル専攻、マスターコースボーカル科卒業。2013年8月、株式会社ディストル・ミュージックエンターテインメント主催「第二回“横浜”密着 新人アーティスト発掘オーディション」でグランプリを受賞。その後、2014年2月にはシンガーソングライターとしてCDデビューを果たす。以来活動の幅を広げ、現在はラジオパーソナリティや俳優としても活躍中。