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- 濱野 侑奈さん(デザイン・アート科/イラストレーター（フリーランス）／動物病院診療助手)
『好きな動物を守りたい』を仕事に
かわいいキャラクターを喜んでもらいながら、動物愛のメッセージも届ける
フリーランスのキャラクターデザイナーでありながら、動物病院でも働く濱野さん。「動物を守りたい」という思いを軸に繋がる2つの仕事について、お話をお聞きしました。
- キャラクターデザイン業界／フリーランス、動物医療業界
- 千葉県 柏高等学校（市立） 卒
かわいいキャラクターを、重いテーマにも目を向けるきっかけにしてほしい
今では、グッズの種類も幅広く展開するまでになりました
クラウドファンディングで実現。猫の殺処分を描いた絵本も発行
動物が好きで、卒業制作に猫の殺処分をテーマに“さくらにゃんこ”というキャラクターを作りました。かわいいキャラクターを導入に悲しい現状を知ってもらいたい思いで始め、現在はグッズも制作し販売しています。就職後、デザインフェスタに出品したところ評判が良く、作る楽しさに目覚めて独立。今は動物病院勤務の傍ら、LINEスタンプも販売しています。相反する2つの仕事ですが、動物に関わる事にやりがいを感じています。
グループで制作する産学連携授業を通じ、「伝える力」が鍛えられた
授業で「サンシャインシティ」を盛り上げる企画を企業に提案
実践的な授業を通して、提案力や企画力、ニーズの把握なども習得
絵を描いたり表現することを突き詰めるのではなく、社会にどう還元するかを学ぶ産学連携授業が印象に残っています。特に1年の時の池袋のサンシャインシティを盛り上げる企画は楽しかったです。グループで企画し、より良いものにするために意見を出し合ってぶつかる事もありましたが、役割分担して創り上げる等、すべてが勉強になりました。この経験が無かったら今の仕事をできていなかったと思います。伝える力が鍛えられました。
絵を描くだけではないマーケティングの学びが今、異業種でも役立っています
LINEスタンプの制作も、ニーズの把握が重要だと感じます
在学中に身につけたことの全てが、どちらの仕事にも活きています
動物病院では、診療助手のほかに商品の販売促進も担当しています。待合室でサプリメントや歯ブラシ等を販売しているのですが、良品にも関わらず売れない商品も多いため、商品をリサーチしアピールポイントを考え、POPを作っています。授業で学んだ企画やプレゼン、ニーズを把握する経験は、キャラクターデザイナーと動物病院の仕事、どちらにも活きていると感じます。これからも動物を守る、2つの仕事を続けていきたいです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
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