私はメインとして「アフレコ」の授業とともに、学生の皆さんの将来につながる「進路対策」の授業を担当しています。私が日々指導している声優や芸能分野などの「表現の世界」には、決まった正解はありません。これは逆に考えれば、表現方法には無限のやり方があると言えるでしょう。声優タレント学科では、声の技術を磨くことはもちろんですが、他学科と連携して色んな価値観の仲間と一緒に作品をつくる中で学び、感性を磨いていけると共に、無限のやり方の中から“自分の表現”を掴みとることができます。学生の皆さんには、本校でどんな声の仕事が来ても対応できる表現力や技術を身につけ、将来はアニメやゲーム、外国映画の吹き替え、ラジオ、司会、歌、ダンス、舞台…など幅広い分野で活躍してほしいと考えています。
「アフレコの授業では、アニメや外国の映画などさまざまな種類の作品のキャラクターを演じ、音声収録後、自分の声を聞いて演技や表現と向き合うことを大切にしています。耳を鍛えることは、演技の向上に必ずつながりますからね」と先生。実際に自分の声を聞き直し客観的に考えることで、学生は自分の表現の特性や演技の癖、弱点に気づき、クオリティを上げていくことができるとのこと。他にも先生は「進路対策」の授業で、声優・芸能プロダクションの説明会やオーディション参加に向けた指導や対策も教えておられます。
本校は整った設備、プロの講師による実践的な授業、外部の依頼で音声収録や映像作品の撮影に参加できるなど、学ぶ環境が充実。夢を叶えたい、または迷っているなら、まずアクション、行動してみてください!
専門:アフレコ・進路対策・基礎演習
音楽系専門学校で音楽プロデュースを学び、卒業後は作曲編曲を含む音楽制作等を仕事に。さらに約10年間、声優を育成する専門学校で多くの声優を育成。2022年から神戸電子専門学校の教員となり、声優タレント学科の担任として、アフレコや進路指導の授業を担当する。