本学科で学ぶのは、近年大きな盛り上がりをみせているeスポーツの大会自体を企画・運営する上で必要な知識や技術です。この業界は新しく、成長性があり、ニーズは高いものの、まだまだ専門的な知識を持った人材は少ないのが現状です。私の指導する授業では、学生自身がeスポーツのイベント・大会を企画するところから、プレゼンテーション、実施に向けた計画策定、大会運営、配信までのすべてを手がけ、経験を積みながら学ぶことができます。授業では多くの専門職の人と関わり、チームでイベントをつくりあげる上で必要な人間力やコミュニケーション力も養えるように意識していますね。また、将来、業界への就職や実際の現場でも活かせるよう、私がこれまでプロとして現場で経験してきたことも惜しみなく伝えています。
座学よりも実践をメインとする先生の授業では、年間で8~10回のイベント制作を通して学べるのが特長です。「1年生では一人ひとりが企画書をつくり、コンペを行なってイベント制作を行い、2年生からは企画がしたい、オンライン配信がしたい、機器・設備管理がしたい、運営がしたいなど、自分の興味ある分野を担当してイベント制作をする中で専門性を磨くことができます」と先生。授業では、学内ホールや外部のeスポーツ専用施設を使ったイベント制作も体験でき、行政や企業と連携したイベント運営にも参加し、学ぶことができます。
本校は数少ないeスポーツイベントの企画の仕方や運営の仕方を学べるのが魅力です。選手ではなく、eスポーツを裏側から支え、盛り上げたい!という思いを持っている人は、ぜひ一緒に頑張りましょう!
専門:eスポーツイベント企画・運営
株式会社PACKageの業務委託スタッフとして、2019年からeスポーツイベントの企画・運営に参加。「RainbowsSixSiege大学対抗戦3rdseason」や「Shadowverse ES地方大会 兵庫・大阪・京都・奈良大会」ではディレクターとして活躍。2022年より、神戸電子専門学校esportsエンジニア学科教員に。