タイの人たちは「マイペンライ」という言葉をよく使います。「気にしない」「大丈夫!」という意味で、大らかな国民性をよく表しており、そんなタイ人と交流することで日本人は価値観に大きな影響を受けることでしょう。一方、タイの人たちは、日本人の勤勉さ、高品質な日本製品など、日本という国に大きな信頼感を抱いています。最近は日本の飲食店やショップの進出が目立ち、日本人にお馴染の看板をよく見かけます。また、日本を訪れるタイ人観光客の数も増えており、2つの国の結びつきは強くなっています。タイは日本人にとっては暮らしやすい環境であり、外国で働いてみたいという人にとっておススメの国です。そのために役立つのがタイ語。発音が少し難しく独特の文字を使いますが、日本語とはまったく異なる言語だからこそ新鮮で楽しく学べます。
タイの人々はとてもオープンな性格で、日本とはまた違った意味で、あたたかさに満ち溢れた国です。
文法、リスニング、リーディング、ライティングを教えているNantiya先生。発音も文字も、日本人には馴染みのないタイ語ですが、学生たちは入学してすぐの1学期には読み書きや自己紹介ができるようになるといいます。まず大切なのは、タイ語に興味を持つことと毎日の学習の積み重ね。そして、少人数授業だからこそ可能な学生一人ひとりに合わせた指導が学習をサポートします。学生たちは学び始めて1年後には、タイ語が上達した達成感と満足感を得て、全員必修で行われる6カ月間のタイでの文化・語学地地研究(留学)に出発します。
特色のあるタイの文字も学習を積み重ねることによって、学生たちはすぐに習得しています。
今は日本語と英語だけではなく、もう1言語できることが求められる時代。同じアジアで、距離も近く、ビジネスなどで活躍できる可能性が高いタイ語がおすすめです。人懐っこいタイ人の友だちがすぐにできますよ。
専門分野:タイ語、タイ文化
タイ・ランバーン出身。杏林大学大学院修了、ラムカムヘン大学卒業。音楽、絵、温泉などが好きだというNantiya先生だが、やはり一番興味があるのは語学。タイ語にしても、常に文法などの研究に取り組むとともに、実際にタイで使われている言葉や流行している言葉を調べることも欠かさず、日本の学生たちに教えている。
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