私が働くゲーム開発会社・株式会社ユークスは高度な3DCG技術を活かしたゲーム開発をワールドワイドに行う他、有名なマンガ・アニメキャラクターのアミューズメント機の開発も行っています。当社には、技術があれば入社1年目の若手でも大きなチャンスや仕事を与えてくれるという社風があります。実際に私は、大人気アニメのアミューズメント機開発プロジェクトに入社時から参加させていただき、2年目からはタイトルや背景、アニメーションシーンなどトータルデザインを任されるように。当然私以上にスゴイ絵やCGを描ける先輩がおり自分の技術不足も実感しますが、スゴイ人と一緒に競いながら仕事をすることで得られるモノは大きいですね。
私がゲームCGデザイナーとして実感しているのは、自信を持ってデザインしたものや、この絵やシーンを見た人がどんな反応をしてくれるだろうと考えてつくったものが、世に出て、反応が得られる楽しさです。“自分がつくったものを遊んでくれる人がいる”“感動してくれる人がいる”ことは、クリエーターとして大きなプレッシャーであり、励みでもありますね。もともと中学・高校時代からキャラクターを描くことが好きで、将来はそれに関わる仕事がしたいと思っていました。そんな中で一番自分のやりたいことができるのがゲーム業界だと思い、OCAに進学し、夢の一歩を踏み出せたことに感謝しています。
学生時代は、「毎日欠かさず絵を描く」ことを課題として徹底しました。入学した日から卒業の日まで、一日も欠かさず絵を描くことを継続したことは、大きな自信につながりました。もちろんただ描くのではなく、友達や先生をモチーフにファンタジー系にキャラクター化したり、学校の行事・イベント用イラストを描いたりと“誰かに喜んでもらえる絵を描くこと”“自分も楽しむこと”を徹底。このことがプロとしての力になったと思います。みなさんも、学生時代は上手い下手は関係無く、モノづくりが好き、絵を描くのが好き、そして人を喜ばせるのが好きという気持を持ってがんばってください。そうすれば、自然とスキルもアップしますよ。
株式会社ユークス勤務/ゲームワールド ゲームグラフィック&キャラクター専攻/2014年卒/中学、高校時代から絵やキャラクターイラストを描くことが好きだった平田さん。将来はゲーム業界で自らキャラクターを創造し、動かしたいとの思いを持ってOCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校に入学。学生時代は、授業はもちろん、休憩時間も惜しんで絵を描くことに没頭した。現在は、プロレスゲームをメジャージャンルに押し上げ、世界でも認められるタイトルを発信し続けているゲームメーカー・ユークスで、ゲームCGデザイナーとして活躍。