食べることが好き。海外に行ってみたい。ヨーロッパのサッカーを現地で見たい…。正直、そんな軽い思いで料理人になろうと思った私。なかなか勇気が出なかったものの、20代半ばに意を決して単身でイタリアのレストランに修行に行きました。現地の食材に触れ、本場の味や調理の技術を体感し、加えて現地の人たちのあたたかい人柄にも触れ、向こうでの生活はただただ毎日が充実していました。母校である東京誠心調理師専門学校で当時教えてくれていた先生が、学校行事であるヨーロッパ研修の際に私が働くお店に食事に来てくれたこともあったんですよ。現地で10年ほど働き、帰国後は母校で西洋料理全般を教えています。西洋料理を志そうとしている人はもちろん、海外で働いてみたいと希望している方がいたら、ぜひ私に相談してください!
調理基礎、応用実習を担当する河嶋先生。授業は、基本技術はもちろんのこと、ロングパスタからショートパスタなどの種類や茹でる際の塩加減のコツ、乾麺と手打ちパスタの茹で方の違いを試してみたり、手打ちパスタを作ったり…と、実にバリエーションに富んでいる。「実は私にも高校生になる子どもがいるので、自分の子どもに教えるように理解しやすく教えることを心がけています。料理を難しいと捉えることなく楽しいと思って一生の仕事にしてほしいですね」と笑顔いっぱいに話してくれた。
私の授業は、雑談をしたりアットホームな雰囲気が特長です。もちろん、しっかりと技術を身に着けられるように心がけています。調理師は手に職ですし、美味しい料理を作ることは日々の生活にも活きていきますよ。
専門:西洋料理/東京誠心調理師専門学校出身。東京都内のレストランで勤務後、憧れていたイタリアへ。語学学校でイタリア語を学び、就労ビザを取得してトスカーナ州の都市シエナにあるレストランで10年もの間シェフとして活躍。帰国後に就職相談に来たことがきっかけとなり、母校の講師となる。学生時代にサッカーやラグビーで鍛えた体力と、海外で得た度胸が武器だといい、ユニークで丁寧な指導に定評がある。