美術基礎?座学じゃないの?と思うなかれ。CGクリエイターに必要な〇〇を自分たちで考える |
CGクリエイターになるには美術基礎も大切。はいわかってます、でも座学は眠いなあ、そう考える人もいるのでは?でもこの授業はそんな想像を裏切ります。美術基礎の習得に役立つと思われる〇〇を自分たちで考え計画書を提出、それに則った授業を展開。選択肢は5つ、「アナログワーク」「ファンアート(デジタル・アナログ)」「コンセプトアート」「世界観設定と考察」「松永講義&課題」から1つを、チームあるいは個人で選択するところからスタートします。 |
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デッサン、プラモデル、マンガ模写、AIを使ったキャラ設定もあり |
例えば「アナログワーク」なら、デッサン・油絵・プラモデル・フィギュアなど、2D・3Dアナログワークを通して、CG制作にどう生かすかを考えながら創作します。「コンセプトアート」なら、ゲームのストーリーを考え、それを元にコンテやサムネイルなどの設計図を作成。「世界観設定と考察」なら、先人たちの作品から、その美術要素や、背景にある文化を探索し、自分たちの作品のコンセプトワークにつなげます。どこまでやるか、どこまでこだわるかは「自分たち次第」。それがこの授業の大きな特徴です。 |
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あるチームの提案。それは、推しのアクセサリーを作ること |
あるチームは、既存のゲームのキャラクターを深掘りし、それぞれのキャラに合わせたアクセサリーやネイルを実作。またあるチームは、ペーパークラフトを使って巨大建造物のミニチュアを制作し、立体造形の理解を深めました。どのチームにも共通するのは「楽しみながら」できたことだと担当の松永先生は言います。 CGの表現に欠かせない素養は、技術(CGの力)、芸術性、世界観設定ですが、それに加えて大切なのは、主体的に取り組み、それを楽しめるかどうか。自分だけの〇〇を通して、そんな素養を磨くことができる授業なのです。 |
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