
格納庫にはセスナ機をはじめとする多数の小型機が並び、構造理解のための各種ピストンエンジンや ジェットエンジン、メイン・ランディング・ギア(降着装置)トレーナーまで完備。さらにボーイング747(ジャンボ)のターボファンエンジンやコックピットの実物に加え、ボーイング767のコックピットを完全再現したMTS(メンテナンストレーニングシミュレーター)を導入。これらプロ仕様の機材を教材に、厳格な工具管理を実践しながら、部品の脱着からシステム作動テストまでを繰り返し行います。教科書だけではイメージがしにくい「機器の連動性」を理解し、不具合原因を特定する能力を養います。

30年以上第一線で活躍していた教員から教わる貴重な時間です
実習の割合が多いこの授業では、理解度を最大化するために実習格納庫と教室を隣接させています。教科書で見た部品が、数秒後には目の前の実機で確認できるため、知識の定着スピードが段違い。日本航空大学校・北海道校ならではの教育環境です。実習場には大型暖房を完備。天候に左右されず、一年中快適な環境で飛行機と向き合うことができます。

安全第一!細かいところまで一つひとつ丁寧に作業を行います
「一等航空整備士」は、多くの人やものを運ぶ大型機に「飛んでよし」の許可を出せる国家資格。この授業はその試験合格に直結する重要なプログラムです。扱うテーマは試験頻出の「飛行前点検」。機体やエンジンなど、バラバラに学んだ知識を実機の前で統合する「総まとめ」の時間です。教科書丸暗記ではなく、実物に触れながら復習することで知識が確実に定着。ここでの学びが資格取得、そして将来の現場での信頼に繋がるため、学生たちは能動的に実習に取り組んでいます。

実際に使用されている機体に触れることで、学んだことを身近に感じることができます。
飛行機を見るだけでなく、構造や仕組みに興味が湧いてきた方。実機に触れて疑問を解明し、新しい知識を得ることに喜びを感じられる、知的好奇心が旺盛な方に向いています。

レベルの高い航空整備士を育成するため、学生たちには点検・整備を中心に多くの体験をしてもらいます
対象学年:2~3年生
この授業は、機体やエンジンなど主要科目で学んだ知識を総合的に確認し航空整備士の業務に必要な知識を得ることができます。また、パイロットが感じる「操縦感覚」を理解するため、北海道の空を飛びながら学ぶ「フライト実習」も取り入れることで、上空で刻々と変化する計器の数値や機体の挙動を学び将来現場に出た際、不具合の状況をより正確に共有できるレベルの高い航空整備士を目指せるよう指導しています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



