
日本のポピュラー音楽におけるスタンダード=時代を超えて愛される息の長い楽曲について研究しています。きっかけは「なぜ1970年代初頭のフォークソングが音楽の教科書に載っていて中学校で歌わされたり、サッカーの応援歌としてスタジアムで合唱されたり、様々なアーティストによってカバーされたりしているんだろう?」という素朴な疑問を持ったこと。これまで、1980年代に大ヒットした後にバブリーダンスや盆踊りでも知られるようになった楽曲や、アニメの主題歌として制作され、アニメ放送終了後にも様々なミュージシャンに歌い継がれている楽曲などを扱ってきました。ポピュラー音楽が長く社会の中で存在感を保ち続けスタンダートになるための条件とは何か? 答えの出ない問いかもしれませんが、それを突き詰めて考えることに魅力を感じています。

研究だけではなく、趣味も音楽。ピアノ演奏とDTM(パソコンを使っての音楽製作)をやっています。
ポピュラー音楽論の授業では明治から現在までのポピュラー音楽史を楽曲やアーティスト、メディア産業、社会情勢とともに振り返り、現在のポピュラー音楽シーンがどのように形成されてきたのかを学びます。ポップカルチャー論では、音楽とファッションの関係、音楽と映像・舞台演出との関係、音楽とダンスの関係など、アイドルに関連する様々な事象を学びます。どちらの授業も図版や映像資料を豊富に活用、楽しみながら受けられる講義です。でも、面白いだけではなく、分析的に考える視点や知識を身につけることが授業の狙いです。

授業では図版や映像資料を豊富に活用。楽しみながら学べる工夫をしています。
大学はあなたの「好きなこと」への情熱を深めていける場です。興味、関心を入口に飛び込んできてください。人間文化学科は、歴史、メディア、J-POP、マンガなど幅広い入口を用意し、皆さんをお待ちしています!
略歴:関西大学大学院 社会学研究科 マス・コミュニケーション学専攻 博士課程後期課程修了 博士(社会学)。大阪公立大学大学院 文化研究学科 都市文化研究センター研究員、関西大学ポピュラー音楽アーカイブ・ミュージアムプロジェクト リサーチアシスタント、関西大学 社会学部 メディア専攻非常勤講師、同志社女子大学 学芸学部 音楽学科非常勤講師などを経て、2024年4月より現職。
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