人々の人生の節目や日常に寄り添い、祈りを通して心の支えになれる点にあります。御祈祷やお祓いなど表に見える役割だけでなく、祭事や行事を滞りなく行うための準備や裏方の仕事も重要で、常に身を正し、神様の前に立つ責任を実感しています。何千年と受け継がれてきた作法や時間を守り続ける中で、日本の文化や信仰を未来へつないでいるという誇りを感じられることが、この仕事ならではの大きなやりがいだと思います。
御朱印や神社検定に興味があり、神社や神道の世界に強く惹かれたことでした。カトリック系の高校で学ぶ中で宗教への関心が高まり、当初は神職は家が神社の人だけがなれるものだと思っていましたが、神社検定を通じてそうではないことを知り、進路の選択肢として意識するようになりました。その後、短期大学の存在を知り、北海道で学べる環境にも魅力を感じ進学しました。寒中禊(みそぎ)への参加をきっかけに、神職としての道を勧められたことは運命的な出来事で、「この道で生きていきたい」と強く思うようになりました。
神道や民俗学、宗教学などを中心に日本の文化や信仰について幅広く学びました。短期大学では民具や祭りで使われる道具など、現場につながる知識を丁寧に学ぶことができ、その基礎があったからこそ、編入学後の大学で専門的な学びをより深めることができたと感じています。また、サークル活動「神社まつり研究会」での神社巡りやDVDを仲間と語り合いながら観たりして、理解を深めたことも印象に残っています。寒中禊(みそぎ)への参加をきっかけに進路が大きく動いたことや、一人暮らしや北海道一周の旅など、学びと経験の両方を得られた充実した学生時代でした。

北海道神宮/国文学科/2023年卒(2025年3月 国学院大学 神道文化学部 卒業)/カトリック系高校を卒業後、神社検定をきっかけに神社や神道への関心を深め、国学院大学北海道短期大学部へ進学。神道や民俗学、宗教学を幅広く学び、在学中の寒中禊(みそぎ)での経験を通して神職を志す。大学へ編入学後は神職課程を履修し資格を取得。2025年3月に大学を卒業し、現在は神社に奉職。御祈祷やお祓い、祭事の準備などに携わっている。
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