日産自動車グループとして、カスタムカーや福祉車両の製作を手掛けている当社。私は販売とマーケティングを担当しており、企画から販売までのスケジュール調整やディーラーへの情報提供などを行う役目を担っています。社内の各部署や社外の関係会社とコミュニケーションを取ってニーズを汲んで形とし、無事に車を販売できたときは嬉しさと安堵感でいっぱいになりますね。私自身は大学で福祉を学んでいたため、福祉車両の展示会に説明員として帯同することも。実際にユーザーとお話しできることも嬉しいですし、「この車なら家族全員ででかけられるね」などと言っていただけると、喜びをお届けする一助を担っていることを誇らしく思います。
私が感じる公益大の魅力の一つが、活発に意見を交わすことのできる距離の近さだと思います。社会福祉は答えが1つではない学問ですが、大学の雰囲気が学びへの意欲を高めてくれ、社会福祉士国家資格の合格に結び付いたと実感しています。また先生方も学生の気持ちに寄り添ってくださる方が多く、小学生を対象にした「公益学」の実践授業である「公益キッズプロジェクト」をサポートしてくださったり、小中学生がコミュニケーションを学ぶ活動をサポートするボランティア組織を設立した際にも親身に相談に乗っていただきました。福祉を学びたいという人はもちろん、様々なチャレンジの中から将来の夢を見つけたい人にもお勧めしたい大学です。
高校のボランティアを通じて福祉に興味を持ち、「学問として学びたい!」と考えて公益大に入学しました。授業のほかにも自主的な活動に学びの新鮮さに夢中になった学生時代でした。その過程で将来の仕事を考えたときに、“人と人を調整する”“会話やコミュニケーションを通じて何かを作り上げる”といったことにやりがいを感じている自分を発見。福祉業界で直に人を支援すること以外にも広く一般企業を志望し、福祉車両を手掛ける当社で自分の力を試したいと感じました。大学で得た知識や資格をそのまま生かしているわけではありませんが、学んだことや先生や友人たちとの関わりの中で培った自分らしさを今でも大切にしています。
(株)オーテックジャパン 勤務(販売部所属)/公益学部・公益学科・社会福祉コース(現 地域福祉コース) 卒/2014年3月卒/神奈川県茅ケ崎市出身。小学校から酒田市に移り住む。高校時代に高齢者施設でのボランティアを通じて興味を深めた福祉学を学べることや、充実した奨学金制度なども決め手となり東北公益文科大学に進学。「大学で勉強の楽しさを知り、自ら色々なことにチャレンジした」という言葉通り、ボランティア組織設立や、在学中に社会福祉士(国)資格と、独学で保育士(国)資格を取得。卒業後、(株)オーテックジャパンに就職。マーケティング部を経て販売部へ。