公立大学/東京

トウキョウトリツダイガク

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身近な社会問題と刑事法入門

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開催日時
  • 2024年
    10月
    19日
    (土)
    15:00~16:30
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7494
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

日々、メディア等で報道されている刑事事件。しかし、そのような法律の具体的な内容についてまでは知らない、という方もまた多いことでしょう。
本講座では、刑事事件が起こった際に適用される『刑事法』について解説をし、理解を深めていくことを目的としています。
特に、近年、社会問題として注目を浴び、法改正等も行われているコンテンツを題材としてとり上げながら講義を行っていきます。

近年、様々な方法によりキャッシュレス化が進んでいます。経済産業省も、2018年公表の「キャッシュレス・ビジョン」で2025年までにキャッシュレス決済比率を40%程度とする目標を打ち出しています。
皆さんの中にもpaypayやsuica、pasmo、そしてクレジットカードなどキャッシュレス決済を普段から利用していらっしゃる方も少なくないでしょう。現在では、ほとんどの公共交通機関でキャッシュレスでの運賃支払いが導入され、インターネット通販を行う際や、多くの商業施設や飲食店でもキャッシュレス支払いが利用可能となっており、今後も社会のキャッシュレス化は進んでいくものと思われます。

しかし、キャッシュレスにより社会が便利になる一方で、そういったシステムを悪用する犯罪も横行しているのは事実です。スキミング、カードの不正利用、不正チャージ等々、多様化するキャッシュレス決済サービスに応じて、犯罪も多様化しています。どのような種類の犯罪があり、犯罪が行われた場合、いかなる刑事法に問われ、どういった処罰が下されるのか。
実際に犯罪の被害者になる前に、こういった知識を知っておくことは、自分自身の身を守ることにもつながります。

本講義では近年社会的に拡大しているキャッシュレス決済に関わる犯罪を素材として、刑事法の考え方の基礎について、少しでも興味を持ち、理解を深めてもらえるような解説を行っていくことを目的としています。

 講師:東京都立大学 法学部 助教 里見 聡瞭

身近な社会問題と刑事法入門/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス
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