公立大学/東京

トウキョウトリツダイガク

このオープンキャンパスは開催終了しております。
廃止された学部・学科・コースの情報も含まれている可能性がありますので、ご注意ください。

地理の風景のスライド写真

東京都立大学 画像の掲載は終了しました
開催日時
  • 2024年
    5月
    13日
    (月)
    18:00~19:30
  • 5月
    20日
    (月)
    18:00~19:30
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7277

この講座では、私が観光科学科の講義で使っている風景のスライド写真を紹介します。そして、それらを地理の視点から説明します。その風景のことを、地理の分野では、景観 landscape といいます。
私が学生の頃、 いちばん楽しかった授業が地理のスライド写真でした。その時に私が感じたようなものが皆さんにも伝われば良いと思います。

※ スライド写真は、以下のデータベースから使用します。
HTTP://2242.MOOO.COM/POSI/INDEX.HTM

講義は2回です。どの写真を選んで、どのように説明するかは、まだ決めていません。基本アドリブで対応したいと思います。配布資料は、スライド写真の画像データだけです。関連する説明が長くなると思いますので、1回の講義で使う写真は、20枚ぐらいを予定しています。

これはアメリカのネブラスカ州である。先生の調査旅行に「かばん持ち」として付いていった時に撮影した。
地平線まで続く小麦畑である。地平線といっても、それほど遠くまでが見えるわけではない。地面がゆるやかに起伏をしているからである。東京に住んでいる私は、この乾燥した広い場所のことをたまに思い出す。
この場所は、高校や中学の教科書では「冬小麦地帯」として紹介されている。農家、秋に種をまいて、冬を越して、夏に収穫する。冬を越すから、冬小麦である。移民が入植する前は、バッファローがいた天然の草地だった。 小麦地帯といっても、すべての土地が小麦で覆われているわけではない。農家は、小麦 --> 雑穀 --> 休閑地というローテーションで農業を行っている。牧草地にして、牛を放牧している土地も広い。遠景の縞々の模様は、そのように土地が利用されているためである。

講師:東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 教授 仁平 尊明

開催場所
飯田橋キャンパス
東京都千代田区飯田橋3-5-1
地理の風景のスライド写真/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス
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