学校卒業後、ダンサーとして色々と挑戦し、ダンサーとしてのスキルを磨いていました。そんな頃、シルク・ドゥ・ソレイユにて日本人男性ダンサーとして初めて起用され海外へ。最初は“自分の好きなダンスを踊りたい" という気持ちが大きかったけど、シルク・ドゥ・ソレイユでの活動後から考え方が変わって、より仕事に直結した“魅せる"というのを意識するようになりましたね。帰国後、そのことを意識しながら、振り付けなども手掛けるようになりました。活動してきましたこの仕事を通して良いアーティストや裏方のスタッフさんでも、素晴らしい人たちに出会えるのが楽しいですね。こういう方たちとはまた一緒に仕事をしたいなと思うんです。
この学校は、毎日がダンス漬けになれるっていうのかな、本当に恵まれた環境だったと思います。練習スタジオも使い放題だったし、海外から有名ダンサーが直接指導してくれるのは良かったです。オーディションもたくさん用意してくれて、デビューへのチャンスが多かったのも、今にして思えば、魅力的だった。また、同級生たちは、仲の良い友だちでもあったし、良きライバルでもあったので刺激をもらっていましたね。卒業後、現場で、ココの卒業生たちと会うことも多いですね。お互い頑張って、ダンサーでいられることは、本当に誇りに思います。
4年制ならぜひ、海外研修や留学にも挑戦してみてほしいですね。価値観や物の見方がガラッと変わるし、心も身体も開放されるはずだから。絶対に行くべきだと 僕は思いますね。また、まずは的確な目標を持ちましょう。必ず、いついつまでに達成するぞ!という期限は決めなくてもいいんです。その目標があることで、現時点でのあなたは何をすべきかという答えがはっきりするはずです。あなたは将来どうなりたいのか、その目標を胸にたくさんチャレンジしてください!
ダンスクリエーター/スーパーダンス科(4年制:高度専門士申請予定)/1998年卒/卒業後、日本国内でダンサーとして活躍。海外ではシルク・ドゥ・ソレイユにて日本人男性ダンサーとして初めて起用。帰国後、有名アーティストのMVやライブツアーでの振り付けや企業CM、ミュージカルや舞台の振り付けを手がけている。