
大学時代に海外ひとり旅をして「言葉が通じなくても人をケアすることはできる」と知りました。同時に、言葉が通じなくては理解できないこと、言葉が通じても分かり合えないこともたくさん経験しました。看護師として海外で働く夢があり看護留学も経験。言葉の重みや、言葉で動かされるもの、人に焦点を当て、修士論文の研究テーマを「医療通訳」にしました。医療通訳者と医療従事者の認識の違いで、患者さんが不利益を被る事があってはなりません。国籍、言語、宗教などに関係なく誰もが平等に医療を受ける権利があること、「多文化共生」の実現に向け研究を役立てたいと思っています。もう一つの研究テーマ、地域・在宅看護は、ご家庭個々による違いが異文化間で行う国際看護と共通しています。この“似ている2つ”を柱に研究を行っています。

マザーテレサの家や国境なき医師団で働く人たちと関わり、世界中に友人ができたことも授業に活かされている
“異文化理解”のためにジェスチャーだけでどれくらいコミュニケーションをとれるか体験したり、“やさしい日本語”を使い外国人とコミュニケーションを図る授業を展開。海外研修の機会もあるが、国際看護論の授業では履修する学生全員が日本にいながら外国人と対話する機会を用意している。「すごい楽しい体験ができた!」など、学生が海外に興味を抱くきっかけにもなっている。「大学時代こそ興味あることはもちろん、あえて興味のなかったことにトライして視野を広げて欲しいのです!」。新しい自分に出会うための授業ともいえる。

設備が完全でない環境で医療を提供する地域・在宅看護。発展途上国での看護体制と重なる
大学生活に何をどれだけ経験したか、どんな挑戦をしたかで10年後、20年後の人生が大きく変わってきます。ぜひ一緒に、勉強も遊びも何でも、枠を決めずに自分というライバルと闘って、超えてみましょう!

「インバウンドの増加などで環境が変化し、国内にいても国際看護に携わる機会が増大しています」と服部先生
専門分野:国際看護、地域・在宅看護。国立病院、総合病院の勤務を経て、米国へ看護留学。2017年より日本医療科学大学に勤務。大学時代は“体力・時間”を武器にボランティア活動など様々な経験をした。「1人バイク旅で東北を巡ったり、北海道のスイカ畑で住み込みアルバイトもしました」。現在、ムエタイにもチャレンジ。試合にも出場しているためほぼ毎日のように練習している。
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