この仕事のやりがいは、運動指導で健康な身体づくりをお手伝いするだけでなく、施設がコミュニティ空間となって高齢者の方々の人生をサポートできることです。自分の努力の成果でご利用者さまの身体の機能が改善し、"卒業"されていく姿を見ると達成感があります。また、ご利用者さまやご家族からの感謝の言葉を聞くときはとてもやりがいを感じます。やっている仕事に対して本気で感謝の意を表していただけることは、この仕事の魅力だと感じます。
進級試験・卒業試験・国家試験などの壁を乗り越えることで、勉強することの意味を学んだ気がします。ご利用者さまからの質問に答える場合や、機能訓練方法を考えるうえで、身体のつくりや動きを知っておくことはとても重要です。学校で学んだ運動器・整形外科・運動学の内容はとても活かされています。入学から3年間、様々な可能性と自分のやりたいこと、やりがいを感じられそうなことを探す時間がたっぷりあるので、自己実現に向けて方向性を決められるのも良いところだと思います。
柔道整復師の資格を取得したからといって、選べる道は接骨院や整形外科だけではありません。就職先のひとつに機能訓練指導員があることを知ってもらいたいです。介護の現場=キツイというイメージをお持ちの方も多いでしょう。私もそのひとりでした。しかし、働いてみると良い意味でギャップを感じました。高齢者の方々とのコミュニケーションも最初は心配でしたが、介護経験の長いスタッフの"神対応"を学び、だいぶ自信が持てるようになりました。孫のようにかわいがってくれる人も多く、こちらも自然と笑顔になります。
リハビリ特化型デイサービスfureai鴨居店 施設長/柔道整復科・午前コース/2018年3月卒/学生時代通っていた接骨院の先生が呉竹の出身だったそう。「柔道整復師の免許取得を考えていることを話したところ、呉竹を勧められたため受験を決意しました。また、自宅からの距離、歴史が長いこと、合格率も志望の決め手となりました」。