
デジタル創造技術科機械コースの1年次前期に実施する「機械加工実習」は、機械加工に関する多彩な技術を、旋盤やフライス盤を使いながら身につけていく授業です。実習室で学生がふれるのは、実際にものづくりの現場に設置されている機械と仕様は同じもの。図面を確認して刃具の種類や回転数など細かな調整を繰り返し、100分の1mm単位の精度に仕上げていきます。
並行して座学でも、機械加工の知識を吸収。実習で手を動かしながら実践していくことで、より理解を深められる点も特色の一つです。入校時に工学の知識がなかったとしても、加工機にふれたことがなかったとしても問題ありません。機械加工実習を通して、ものづくりの現場に必要なスキルのベースを築くとともに、課題を発見・解決していく力も着実に育んでいきます。

学生たちは図面を参考に、高い精度で加工できる力を修得します
石川職業能力開発短期大学校の大きな魅力の一つが、少人数制授業です。「機械加工実習」の授業でも、学生1人につき1台ずつ機械が割り振られ、豊富な実践経験を重ねることができます。
先生も学生一人ひとりに合わせ、きめ細かくサポートしています。「どこが苦手なのか、集中力や対応力はどうかなど、学生の理解度や状況などをしっかり見て指導しています」と話すのは、機械加工実習を担当する山崎隆治先生。全国のポリテクカレッジで数多くの学生を指導してきた経験を生かし、学生の着実なスキルアップを後押ししています。

学生のスキルアップをサポートするのが、1人1台の恵まれた実習環境です
加工機を使い、ものづくりに臨む学生の目は真剣そのもの。そんなものづくりへの情熱を、思う存分に注ぎ込める場も用意しています。その一つが大会への参加です。校内大会を開くのに加え、全国のコンテストへの挑戦もバックアップしています。
さらに、授業で身につけた技術を生かし、技能検定も目指すことができます。「実習室は放課後も利用でき、少しでも腕を磨こうと練習に励む学生がたくさんいます」。こう話す山崎先生も放課後に残って学生を指導することがよくあるそうで、先生との距離の近さも学生たちの成長につながっています。

きめ細かな指導で、学生の成長をサポートする山崎先生
機械加工技術を身につけるには何が必要か――。「出発点はやはり、好きという気持ちです」。山崎先生はこう教えてくれました。ものづくりへの興味と、「こんなものを作りたい」という創造性が成長の種になります。
機械加工実習はものづくりの世界の扉を開ける授業です。一から着実なステップアップをうながします。「最初は機械の扱い方も分からず、失敗を重ねるかもしれません。それでも大丈夫。実践を重ねる中できっと成長できます」と山崎先生。加えて、機械加工実習など1年次に学んだ知識・技術を生かし、2年次には集大成となる地域連携課題解決型実習を行います。地域の課題を発見し、グループで解決に向けたものづくりを追究します。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

