私が勤める「フィッシュバンクトーキョー」は、料理はもちろん、高層階からの眺めも人気のフレンチレストラン。ここで私は、パティシエとしてデセールを担当しています。特に大切にしているのは、挨拶と言葉遣い。学生時代、ハキハキ喋ることや挨拶、言葉遣いを学びましたが、その大切さを今、現場で実感しています。まだまだ駆け出しで覚えることが多いのですが、少しずつできることが増えていくことに、手応えとやりがいを感じています。直接お客様と言葉を交わすことはありませんが、SNSなどでお客様が私が仕上げたデセールやチョコペンで書いたメッセージをアップしたり、喜んでくださっているコメントや姿を見ると、嬉しいです!
食の世界を目指そうと思った最初のきっかけは、栄養士だった母の影響。私自身もサプライズや人を喜ばせることが好きだったし、お菓子を食べることも作ることも好きで、料理をしている時間を「楽しい!」と思えたことが、この道を目指した大きな理由の一つです。専門学校で学ぶ中で、自分で作るもの、演出するものでお客様の思い出を作りたいという気持ちはさらに強くなりました。現在の勤務先を選んだ理由は、お店の雰囲気に惹かれました。お店で研修をさせていただいて、仕事を経験しながらじっくり自分に向いている職場かどうかを判断できたことが、とても良かったと思います。
礼儀や挨拶を徹底的に指導していただけたことと、メンタル面を鍛えられたことは、今の仕事で大いに活かされています。また、先生によく言われていた「報告・連絡・相談」は今でもしっかり実践するよう心がけています。メモを取る癖がついたことも、現場で活かされていることの一つ。今でもちょっとしたこともしっかりメモを取っていますし、将来、メニュー考案を任された時にはきっと役に立つと思います。私が頑張れるのは、東京スイーツ&カフェ専門学校で出会えた仲間たちがいるから。同じ目標を持って一緒に頑張った仲間とは今でも支え合っています。この学校を選んで一番良かったと思うことは、そんな大切な仲間たちと出会えたことです。
株式会社EDGE フィッシュバンクトーキョー 勤務/パティシエ・カフェ科/2017年3月卒/オープンキャンパスで出会った先生の明るさとスタッフの先輩の対応に「ここでならきっと楽しく学べる!」と感じ、東京スイーツ&カフェ専門学校に進学した佐々木さん。「大切な仲間と出会えた、大切な場所」と振り返る専門学校時代だが、特に、1年次の担任だった関口先生は「憧れの存在」だという。「先生はこの学校の卒業生ということもあり、年齢も近くとても話しやすかったです。先生が考えたクラスの合言葉、『ポジティブハッピー』には、楽しい時、辛い時、チャレンジしたい時、何度も救われました」と振り返ってくれた。