私は今、グランドスタッフとして主にお客様の搭乗手続きを担当しています。コロナ禍の当初は空港が閑散としていた時期もありましたが、今はお客様も戻ってきて、毎日やりがいを感じながら仕事をしています。勤務する新千歳空港は冬になると大雪による欠航で、お客様にご迷惑をおかけする場合があります。カウンターに振替手続きの列ができてしまった際には、お客様に少しでも安心していただけるよう、いつも以上に笑顔での対応を心がけています。そうしたイレギュラーな事態は大変ですが、社員全員で乗り切ったときには達成感で胸がいっぱいになります。さまざまな部署と協力しながら1便ずつ安全に運航させることが、私達のやりがいです。
札幌観光ブライダル・製菓専門学校で学んで役立っていることの一つが「中国語」。挨拶程度ですが、観光でいらっしゃる中国の方とコミュニケーションがとれるのは学校の授業のおかげです。また、先生方が実際に航空業界の第一線で活躍していたプロフェッショナルの方だったことも魅力!「水戸さんなら大丈夫!」と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。在学中は、エアライン学科だけでなく、ほかの学科の学生とも体育祭などのイベントを通して交流がありました。校舎が札幌市の中心部で通いやすく、目の前の大通公園でイベントがあるときにはお昼休みに友達と行くこともできて、忙しい中でも充実した学生生活を送ることができました。
エアライン業界は女性の職場というイメージがあると思います。実際に働いてみると、男性のグランドスタッフもたくさん在籍しています。女性だけではなく男性も活躍できる業界だということもみなさんに知っていただきたいですね。また、身だしなみやメイクに自信がないという人もまったく心配いりません!私自身、高校時代は部活動に熱中していて、メイクなどの知識はほとんどありませんでした。この学校のオープンキャンパスに参加したときに相談したのですが、先生に「イチから学べるから安心して」と言われて入学を決めました。立ち居振る舞いやメイク、身だしなみ、言葉遣いも学校の授業で基礎から身につけることができました。
ANA新千歳空港株式会社 旅客サービス部 旅客課 勤務/エアライン学科/2019年卒/幼い頃、母親と空港に親戚を迎えに行くうちに段々と飛行機が好きになり、将来は航空業界で働く夢を抱いたという水戸さん。中学・高校でも英語の勉強に力を入れるなど、早くから目標に向かってコツコツと努力を続けてきた。専門学校を決めたのはオープンキャンパスに参加したのがきっかけ。エアライン業界の第一線で活躍してきた経験豊富な先生方に出会い、親身に相談に乗ってもらったことで「ここで学びたい!」と入学を決意した。就職活動は内定を勝ち取り、早期入社で就業し現場で経験を積んできたそう。