愛玩動物看護師として、特に犬猫の歯科を専門としている動物病院に勤務しています。数年前から内視鏡の設備を導入し、内視鏡検査や腹腔鏡手術にも力を入れています。動物は痛い、苦しいなどと話すことができません。問診をとるときは、飼い主様から具合いの悪い症状だけでなく、普段の動物の様子を聞くことで、少しでも多くの情報を得られるよう心がけています。この仕事ではコミュニケーションを取ることがとても大切だと感じています。動物の体調が良くなり元気な姿を見れたときや、飼い主様に感謝を伝えられたとき、トリミングをした際に喜ばれたとき、とてもやりがいを感じ、励まされます。
小学生の頃、家で動物を飼っていて、その動物が亡くなったときにとても悲しくて、将来は動物を助ける仕事に就きたいと思ったことがきっかけです。この職場を選んだ理由は、アットホームな雰囲気で飼い主様への対応が良く、働いている皆さんの笑顔がステキだったからです。また週休2日制でプライベートな予定も組みやすいところも魅力のひとつでした。2023年に始まる愛玩動物看護師<国>の国家資格を取得し、より多くの技術や知識を身につけて仕事に生かしたいです。
学生時代に附属の動物病院で臨床の外科看護や検査の実習ができたことや、実際の医療現場での体験で得た知識や経験が現在の職場で大いに役に立っていると感じています。また採血や保定をするときのポイントや注意点を頭では理解していても、実際には思っていたようにはできないことが多かったのですが、先生にコツを聞いたり友達と何度も練習をしたことで自信をもってできるようになりました。実際の現場に近い環境で実習ができ、学べるというのは仕事に就いたとき、大きな強みになりました。放課後に行われているトリミング強化コースを受講し、ライセンスを取得したことで、動物看護とトリマーの両方が兼務でき、夢を叶えることができました。
オープンキャンパスに参加して授業内容や学校の特徴などについていろいろ質問することをおすすめします。自分がこの学校に入ったら何をやりたいか、どんなことを学びたいかを考え、イメージしてみてください。「こんなことをしたい!」「これを勉強したい!」という気持ちが学校を選ぶ際のポイントになると思います。この学校では動物病院の獣医師が講師として指導にあたり、教科書にはのっていない実際の現場での話しを聞くことができることが決め手になりました。また他校に比べ就職率が高い点にも魅力を感じました。
(株)RIVET/愛玩動物看護学科(2023年4月より名称変更。旧動物看護総合学科)/2014年卒