掘り出し物が続出! 大学の「ゆるキャラ」に癒されよう
世の中に、ゆるキャラブームはすっかり定着した感がある。
「ゆるキャラ」を全国区に押し上げた立役者、「ひこにゃん」をはじめ、平城京遷都1300年記念事業のキャラクターから奈良県のマスコットキャラクターになった「せんとくん」、熊本県の「くまもん」、名古屋市の「はち丸」など、続々と話題のゆるキャラが誕生している。
そんなゆるきキャラ界にあって、知る人ぞ知る一大勢力が、大学のゆるキャラたち。実にさまざまなゆるキャラが誕生し、学校の一体感を高めたり、高校生の関心を引いたりと大活躍している。今回はごくごく一部になってしまうが、厳選した注目のゆるキャラを紹介しよう。
●横浜市立大学「ヨッチー」
2008年に創立80周年を記念して誕生した。横浜市立大学のイチョウ並木から生まれたイチョウの精なんだとか。クリアファイル、ボールペン、USBメモリなどグッズ展開も充実しており、オープンキャンパスや大学祭などのイベントでは着ぐるみが登場する。
●兵庫教育大学「ひょうちゃん」
2005年、「開かれた大学」「発信する大学」のイメージを伝えるために誕生した。「兵」の字をモチーフにしたデザインのゆるさは秀逸。学校のトイレの注意書きに添えられるなど、活躍の仕方がとても地味な点も好感度が高い。
●小樽商科大学「商大くん」
2007年、創立100周年を記念して誕生。「商大」という文字をデザイン化したルックスはなんともシュール。学校HPに「商大くんがいく!」というコーナーを持ち、「商大くん旅日記」では世界各国を旅するフェルト人形の「商大くん」が見られる。
●大阪経済大学「はてにゃん。」
2011年に誕生。大学のHPで定期的に更新される4コマ漫画はとてもラブリー。創立80周年事業の学生企画として、地元大阪の洋菓子店とコラボした「はてにゃん。ケーキ」などが商品化された。着ぐるみが学長と一緒にラジオ出演するなど、広報活動も盛ん。
グッズ展開や広報活動で、大学の知名度イメージアップに貢献しているゆるキャラもいて、意外と重要な使命を担っている様子がみてとれる。
志望校や気になる学校に、ゆるキャラがいないかチェックしてみよう。もしかしたらHPで、オープンキャンパスで、愛らしい姿に出会えるかもしれない。
●リクナビ進学「オープンキャンパスに行こう!」コーナー