<テスト&授業事情編> みんなの知りたい大学生の本音!? ぶっちゃけキャンパスライフ座談会 vol.3

みんなの知りたい大学生の本音!? ぶっちゃけキャンパスライフ座談会

大学生になったら、好きなことを学んで新たな友達もつくって、充実したキャンパスライフを送りたい…♪ そんな期待はふくらむけれど、大学生活って実際はどうなの!? リアルな大学生の本音を探るべく、現役女子大生3名による覆面座談会を開催しました!

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  • R子さん/W大学4年生。
  • M江さん/K大学4年生。
  • K美さん/T女子大学4年生。

大学の授業って、高校と何が違うの? 履修計画や、テスト対策は一体どうしてるの? …今回はみんながもっとも気になる、先輩たちのリアルな勉強事情に迫ります!

履修計画はバランスが大切!?

M江:大学はとにかく“単位”が命! ちゃんと卒業するためには、いかに効率よく授業を履修できるかが大切になってくるよねー。みんなは何か工夫してた?

R子:私は1年生のうちにできるだけ多く単位をとっておいて、高学年になってから余裕が持てるようにしたかった。履修可能な単位の上限まで、1日5コマくらい授業を詰め込んでたよ〜。その代わり週末は授業をとらないで、金土日を連休にするの。そうすれば旅行にも行けるし、プライベートも充実できるかなって。

K美:それは賢いね。いい履修方法って、自分から情報を集めないとなかなか分からない。私はサークルの先輩に前年度の授業がどうだったか教えてもらってたなー。あと、非公式の履修情報誌が各大学に存在してるから、それを参考にするの。

R子:そうそう! シラバスとは別に、学生目線で授業の紹介が書かれているガイドブックが、生協や近所の書店で売られてるんだよね。「授業のおもしろさ」とか「先生の人柄」とか「単位の取りやすさ」とか、リアルな情報が載ってるからかなり参考になる。

K美:私、入学したての頃はその冊子の存在を知らなくて、履修届を出した後に友達から「そういえばあれ買った?」って言われて(涙)。最初から知っていれば、もっと上手に授業を組めたのにな〜。

M江:でも、“楽単”(ラクに単位がもらえる授業)ばかり選んでると、結局サボりがちにならない?

R子:わかるー! とりあえず出席するだけで単位がとれる授業もあるけど、いつの間にかそれすら行かなくなったり…。ラクな授業だけじゃなくて、自分が本当に興味がある分野もバランスよく選択すると、もっと学校が楽しくなると思う♪

K美:うちの学校は意外と体育が人気なんだよね。サッカーやテニスを選択できるんだけど、カッコイイ男の先生の授業は履修倍率がやたら高かった! 女子大だからかな(笑)。

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 授業ではデジタルツールが必須なんです!

R子:高校と大学だと、授業のスタイルもだいぶ違うよね。まずびっくりしたのは、授業時間が90分って、想像以上に長いこと! 高校が60分くらいだから、慣れるまでは辛かった…。

K美:何回時計を見ても、まったく針が進んでないんだよね(笑)。座学で2コマ連続の授業もあるから、睡魔と戦うのが本当にキツい!

M江:私は、講義の板書をスマホのカメラで撮影する光景が新鮮に感じたな〜。高校の頃は先生が黒板に書いたことを一生懸命ノートにとってたのに、大学ではプロジェクターに資料が映し出されるから、それをそのまま写メで保存していいの。先生も「今なら撮影してもいいですよ」って、わざわざ撮影時間を作ってくれるくらい。

R子:以前見かけて爆笑しそうになったのは、ホワイトボードを一眼レフで撮ってた人。カメラの使いどころを完全に間違えてる!

M江:斬新すぎる(笑)。そこに高画質いらないから!

K美:授業中はノートPCやタブレットを持ち込んでもいいから、それでノートをとる人も多いよね。キーボードをカタカタ打つ音と写メのカシャカシャ音が講義室に鳴り響いて、記者会見みたいになる謎の時間がある(笑)。

R子:高校までは単語帳を作ったり、赤シートで暗記したりとアナログな勉強法だったけど、大学生はデジタルツールを使うのが当たり前になってる。スマホとPCの充電のために、コンセントに近い席が人気だったりするよね。

K美:あるある〜。高校生の頃からしたらびっくりだよね!

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テスト前は人のありがたさを実感…!

R子:うちの大学は学生数が多くて授業態度での評価が大変だから、テストの点数がそのまま単位に影響する授業が多くて…。みんな、テスト対策ってどうしてる?

K美:日頃から真剣に授業を受けておくのが一番だけど、どうしてもピンチの時は“人脈頼み”。どの範囲が出題されるか友達同士で情報を提供しあったり、ノートを貸してもらったりして助け合ってるよ。友達の大切さが身にしみる…。

M江:ノート持ち込み可のテストでは、普段授業をサボっている人が真面目な人に頭を下げてノート借りてる様子もよく見かける。ぶっちゃけ私もノートを借りる側なんだけど、優秀な誰かがとったノートのコピーのコピーを、コピーさせてもらったことも(笑)。

K美:もはや最初が誰の物か分からない!

M江:見えない誰かにひたすら感謝してる。

R子:わたしは妙なプライドがあって、テストの時だけ人を頼るのが嫌だったの。授業をサボったのは自分なんだから、点がとれなくても自業自得。そう腹をくくって、一夜漬けの暗記で本番に臨んだら、ギリギリ単位がとれた。奇跡だったよ〜。

K美:それはすごい! 先生によっては、授業のレジュメを大学のHPにアップしてくれることもあるよね。テスト前にちゃんとチェックしておけば、慌てる必要もないはず。

R子:ココだけの話、テスト用紙の一番下に「先生、どうか単位をください」ってお手紙を書くと、情に負けて単位をくれる優しい先生もいるみたい(笑)。でも、そんな裏ワザを使う必要がないようにコツコツ勉強しておくのが一番だからね!

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