留学をしてみたい!交換留学という方法【ミニコラム】

高校に入って、「ゆくゆくは英語を使って国際的な仕事をしたい」などの目標が見えてきた人も多いのではないでしょうか。または、高校のうちに誰も知らないところへ行って自分の力を試したいと思う人もいるかもしれません。今回は「交換留学」という方法について紹介します。

交換留学と私費留学の違い

公益財団法人日本国際生活体験協会の情報によると、交換留学と私費留学の大きな違いは留学費用です。私費留学ではアメリカの場合、210万円〜500万円ほどとなっている一方、交換留学ではでは145万円となっています。ただ、金額が低くなっている分、留学先の国は選ぶことができても地域や学校を選ぶことはできません。また、私費留学では期限は自由ですが交換留学では原則10ヶ月となっています。

交換留学のメリット

語学留学や目的に合わせて高校を選ぶ私費留学と異なり、交換留学では現地の高校生と同じ生活を送ることによって異文化を受け入れる柔らかい思考と強いメンタリティを養うことができます。大学でも企業でもこれからはより柔軟な発想ができる人材を求めています。英語ができるのは当たり前の時代に、語学の習得以上に異文化に対する寛容な心を身につけることができるのが交換留学のメリットです。 

留学の目的をよく考えよう

交換留学と私費留学の違いについて説明しましたが、それぞれの将来の目的によって選択肢は変わってきます。たとえば、映像の勉強がしたいから留学先でも映像を学ぶ環境が整っている高校がいいなど目的が明確ならば私費留学が良いでしょう。一方で異文化を体験してみたい、外国人の友達を増やしたいというならば交換留学が適しているともいえます。申し込みをする前に留学の目的についてもう一度考えてみましょう。