検索結果がイマイチ? 行きたい学校を見つけやすくする検索ワードをスタサプ卒業生がアンサー!
今日も1通、スタサプ部屋に悩めるお便りが。
「自分が興味あるのは生物学部かな?と思って検索しても、何だかしっくりきません。どうやって検索したらいい?」
せっかくなので、自力で学校探しをしたスタサプ卒業生(通称:卒業生サポーター)たちからアンサーを募集してみたよ☆
自分のつまずきとまったく同じ具体例が出てきたら、そのままそっくり検索してみて!
ドンピシャな例がみつからなくても解決パターンがヒントになるよ‼
読み終わったら(読みながらでも)レッツ検索☆
目次
成功談も失敗談もみんなに語り継ぐべく、このお便りに回答してくれたのは164人。
卒業生サポーターの多くは高校生エディターとして活躍していた先輩たちでもあるよ~!
良かったことも、ちょっぴり後悔していることもみんなに語り継いでくれる頼れるアニキ&アネキたちなのです☆
みんなも高校卒業したら卒業生サポーターになってね‼
【ここが卒業生サポーターへの入り口】
https://shingakunet.com/rnet/s/crm/line/sotugyosei_2203.html?vos=scrmot00065
LINEなどで配信している月末アンケートでは、みんなのお悩みや疑問も受付中!!
スタサプ進路公式LINEでは進路&勉強に役立つ情報を配信してるよ。
よかったら友だち登録してみてね!
そもそもみんなどうやって学校を調べてる?
まずはじめに、卒業生サポーターのみんなが学校探しをする際に主に何を利用していたかを調べてみたよ!
ネット検索利用は97%!家に届く情報誌も併用している人が最多
Q.自分にあった志望校の候補を探す時、ネットを使う派?使わない派?
自分にあった志望校の候補を探す時、ネットを使う派?使わない派?をまずは聞いてみたよ!
ネット検索利用率は高そう…と思っていたけれど、やはりほとんどすべての人が利用しているという結果に。
学校検索した後に学校パンフをチェックする派が99%!取り寄せ派が半分以上
次に、学校検索の検索結果として表示された学校についてパンフレットをチェックしていたかも聞いてみたよ!
Q.された学校のパンフを見る派?見ない派?(資料請求をする?)
ネットで見る派と家に取り寄せる派を合わせて、学校パンフをチェックする人が98%ということで
なんとほぼ全員が学校パンフを見たという結果に!
パンフを見るか迷った時はひとまずチェックしておこう。パンフを取り寄せておくと、見たい部分だけ見返したり自分のメモを書き加えることもできるのでおすすめ☆
お悩み解決の第一歩!学校検索のつまずき例を確認してみよう
学校検索をしても「なんかコレじゃない…」「イメージしている学校が出てこない…」と苦戦した卒業生サポーターたちにまずはうまくいってなかった時の検索のしかたを聞いてみたよ。
みんなはどのタイプ?
三大つまずき検索はこれだった…!
Q.うまくいってなかった時の検索の仕方は派?(資料請求をする?)
学部名も分野名も職業名も、検索キーワードとしてまず使うでしょ!っていう王道ワードだよね。
具体的にはどんな感じでうまくいかなかったんだろう?
学部名検索のつまずき
学部名検索のつまずきリアルボイスはこれだ!
検索ワード:『外国語学部 名古屋 日本語』
日本語を外国語と比較して言語として学びたいのに日本文学中心の学校がほとんどで苦労した
(しあ/私立大学/世界教養学部国際日本学科/愛知県)
検索ワード:『外国語学部のある大学』
文化や歴史なども含めて英語を学びたいと思っていたけれど、英語だけ、とか文化は文化と全部区切られており、なかなか自分に合うところがありませんでした
(maple/私立大学/国際英語学部国際英語学科/京都府)
検索ワード:『大学 気象学』
気象学とは離れた都市環境みたいな内容の検索ヒットが多かった
(ゆゆ/私立大学/都市環境学科/東京都)
検索ワード:『体育学部 大学』
スポーツ・体育分野のなかでも教育に関することを学びたかったが、スポーツ・体育に全振りしていた
(ナミ/国公立大学/教育学部芸術体育・生活系教育専攻芸術・体育系教育コース保健体育/宮城県)
検索ワード:『人文学部 文学部系の大学』
わたしは現代の文学を学びたかったのに、古典から学ぶような学部しか出てこなかった
(あまなつみかん/私立大学/現代心理学部映像身体学科/東京都)
分野名検索のつまずき
分野名検索のつまずきリアルボイスはこれだ!
検索ワード:大学 簿記をメインに学べる
簿記を中心的に学びたいのに、簿記以外がメインの学部学科が多くて、選択肢が少なかった。
(しふぉん/私立大学/経済経営学部・経営学科/北海道)
検索ワード:動物系 専門学校
動物の「飼育」について学びたいのに飼育以外のことを学ぶ学校や、学校ではないところの情報が出てきたりした。
(りんご/専門学校/アクアリウム学科/鳥取県)
検索ワード:文化人類学(社会学) 大学
文化人類学や社会学の定義が広大で大学によってやっていることが大きく異なっていた。
(めしし/私立大学/総合政策学部国際政策文化学科/東京都)
検索ワード:情報
ソフトウェアを本格的に学びたいのに、情報って調べると文系的な情報(情報をどう活かすかなど)や地方国公立大の工学部にあるなんちゃって情報系でソフトウェアは本格的には学べなさそうなところがおおかった
(乃木推/私立大学/システムデザイン工学部情報システム工学科/東京都)
職業名検索のつまずき
職業名検索のつまずきリアルボイスはこれだ!
検索ワード:『食品開発 学科』
食品開発は家政系の学部ではない農学系の学部でも進むことのある道であるため、農学系の学部の情報がたくさん出てきた
(Tete/国公立大学/食栄養学科/大阪府)
検索ワード:『国際関係の仕事 広島 大学』
国際的なかかわりなど日本の世界においてのあり方等を学びたいのに、地域創生を学ぶ学部のほうが多かった
(ほーむ/私立大学/国際コミュニティ学部国際政治学科/広島県)
検索ワード:『看護師 免許 学校』
看護師免許を取得できる学校を調べた結果、「福祉」に力を入れてたり、「在宅」に力を入れてたりと、将来の就職先まで視野に入れないと、学校を選ぶのは大変だと感じた
(夜桜/私立大学/看護福祉学部看護学科/岩手県)
検索ワード:『ジャーナリスト なりたい 大学』
ジャーナリストになるための国際系の勉強をしたいと思っていたが、実際に調べて出てきたのは外資系企業やCA志望の人向けの授業ばかりだった
(Ella/私立大学/ブラジルポルトガル語学科/奈良県)
この先は、どうやって乗り越えたかをチェックしていこう!
3つのやり方で解決策を考えよう!
卒業生サポーターたちの事例を見るなかで、おおよそのつまずきは次の3パターンに分けられそうだと整理したよ。
➊イメージと違う情報が出てきてしまう
➋イメージよりも余計な情報を含んだものがたくさん出てきてしまう
➌選択肢がとっても多くなったり、とっても少なくなったりしてしまう
この3パターンを中心に解決のヒントをみつけてみよ!
➊イメージと違うなら検索キーワードを変えてみよう
イメージと違うなら検索キーワードを変えてみよう。
(何を当たり前のこと言ってるんだ!と思ったかな…)
とはいえ卒業生サポーターが検索沼から脱出できているのです!脱出例を見ながらどんな風に変えたらいいのかを考えてみて‼
検索ワード:『外国語学部 名古屋 日本語』→『日本語専門 外国語大学』
日本語を外国語と比較して言語として学びたいのに日本文学中心の学校がほとんどで苦労したけど、外国語もやるなら外国語大学に行くべきだと気づいた
(しあ/私立大学/世界教養学部国際日本学科/愛知県)
検索ワード:『体育学部 大学』→『教育 保健体育 大学』
自分は体育・スポーツ分野を学びたいという以前に学校教員になりたいから教育について学びたいんだと気づいたから
(ナミ/国公立大学/教育学部芸術体育・生活系教育専攻芸術・体育系教育コース保健体育/宮城県)
検索ワード:『人文学部 文学部系の大学』→『純文学 現代文学 研究 大学 文芸学科』
知りたいことそのものを研究してるかどうか調べるようにした 文芸というワードが文学部よりもひっかかりやすかった
(あまなつみかん/私立大学/現代心理学部映像身体学科/東京都)
検索ワード:『国際関係の仕事 広島 大学』→『国際学部 大学』
仕事ではなく学ぶこととして検索し直した
(ほーむ/私立大学/国際コミュニティ学部国際政治学科/広島県)
検索ワード:『外国語学部のある大学』→『国際系学部 大学』
外国語というよりかは全般的に学びたかったので、「国際系」として同じような意味だけど外国語に限らない言葉を使いました
(maple/私立大学/国際英語学部国際英語学科/京都府)
よくよく見てみると、検索ワードとしてはとても細かな変更を加えることで検索結果が変わってくるようだね。
> 外国語学部 の 日本語 → 外国語大学 の 日本語
> 大学の 体育学部 → 大学の 教育学部の 保健体育
具体例を参考に、校種・学部(分野)・学科(コース)のどこに自分のこだわりワードを当てはめるか、
あるいは学部名・分野名を変えて学科で「やりたいこと」を絞り込めないか、
今一度検索トライをしてみといいかも!
➋余計な情報を含んでしまう時は検索ワードを追加して
これまたわかってるのよ、と言われてしまいそうだけれど、その追加ワードを何にしよう?ってところまで深ぼってみよう!
検索ワード:『食品開発 学科』→『食品開発 学科 家政』
職業名で検索しているうちに、主に農学系と家政系の学部の人がその道に進んでいるとわかったから
(Tete/国公立大学/食栄養学科/大阪府)
検索ワード:『動物系 専門学校』→『動物系 アクアリウム 専門学校』
検索していくうちにそういう学科があることを知って、学びたかった「動物・飼育・仕事」がつながった気がした
(りんご/専門学校/アクアリウム学科/鳥取県)
検索ワード:『大学 気象学』→『大学 気象学 -都市環境』
気象学とは離れた都市環境みたいなことを学ぶ学校の表示が多かったので、候補を減らせばヒットすると思ったから
(ゆゆ/私立大学/都市環境学科/東京都)
検索ワード:『情報』→『情報 理工学部』
情報って調べると文系的な情報学部がたくさん表示されたので、情報系学部が設置されている大学のなかから文系的な情報学部じゃないかを確認するようにした。理工系大学に絞るといい感じ
(乃木推/私立大学/システムデザイン工学部情報システム工学科/東京都)
どんなキーワードを足すといいか、を決めるまでが頑張りどころのよう。
> 食品開発 学科 → 食品開発 学科(のなかでも)家政(がいい)
> 情報 → 情報(のなかでも)理工系(がいい)
具体例の先輩たちも、たくさんの「違う…これじゃない!」情報を見ながら絞り込みキーワードをみつけていったみたい。
ちなみに、「これがいい」をみつけられない時は「これを除外する」という検索のしかたもあるので調べてみてね!
➌検索結果が多すぎたり少なすぎたりする場合は、いったん広げてから狭める
最後は、検索結果の質というより量に問題がある場合の対処法…!
大量のなかから絞りたい場合は➋と同様に、いったん「これじゃない」サンプルをためてからキーワード追加で絞っていこう。
でも、少ない場合はどうしたら?
検索ワード:『大学 簿記をメインに学べる』→『大学 簿記 経営学科 都道府県』
行きたい都道府県で、簿記がある経営学科の大学の資料を取り寄せて調べた。資料やオープンキャンパスの模擬授業で調べていくうちに、経営学部のなかで学ぶのが一番イメージに近い感じだった
(しふぉん/私立大学/経済経営学部経営学科/北海道)
検索ワード:『看護師 免許 学校』→『看護学科 災害分野 大学』
これじゃない感を感じるのは何でだろうと考えて、学校調べをしていくなかで、災害分野について学べる学校に行きたいことに気づいた
(夜桜/私立大学/看護福祉学部看護学科/岩手県)
検索ワード:『文化人類学(社会学) 大学』→『文化人類学 大学 民俗学』
やりたいことの自分のイメージ→分野のキーワードを思い浮かべてみた。それでもドンピシャに合致する学部が少なくて、根気強さが必要だった
(めしし/私立大学/総合政策学部国際政策文化学科/東京都)
むむむ…ちょっと複雑かも?
> 大学 簿記をメインに学べる → 大学 簿記 経営学科 都道府県
この具体例の考え方について順を追って見てみよう。
まず「簿記がメインじゃない学部がいっぱい表示される」ことに気がつき、簿記をメインで学べそうな「経営」に目をつけた先輩。
経営学部のなかでも、学科によって簿記をどのくらいメインに扱うかがまちまちなため「経営学部」から「経営学科」に変更。
これで簿記がメインに学べそうな検索方法をみつけられたけど、さらに絞り込みたいので都道府県も追加!
こういった検索ワードの変更って一度や二度ではたどり着けなさそうだね。
「これじゃない!」サンプルをためるのって必要なことなのかも!
おわりに。3パターン以外の検索沼脱出法も編み出しちゃおう(KADO部屋)
これまでインタビューさせてくれたみんなの話を思い返してみると
・絶対はずせない条件で検索した後は、1校1校細かく検索。研究室や教授のことまでチェックすることで各学校の違いを見いだす
・メディア掲載されていたあこがれの人の経歴を検索し、あとは「似ている学校」などをサイトで探した
・学校検索サイトで、お気に入りの学校を登録しておいたら他の大学の案内がサイト上で届くようになった(出願したよ)
というように、パワーでやりきる脱出法から果報は寝て待て系脱出法まで、ネット検索にも個性が出ていたよ。
一度や二度、いい感じに検索ができなくても大丈夫!
むしろ「これはスキ」「これは違う」のサンプルをためながら自分にピッタリに近づいていこう~!
この記事を読んでくれたみんな!この後は学校検索にレッツトライだっ☆
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