USJで働く大人にインタビュー!「アトラクションオペレーション部」編

そろそろ進路も本格的に考え始めるタイミングだけど、未来の自分を全然イメージできない。

そもそもやりたいことがない自分ってちょっとマズい…?

なんて考えていたとしたら、ちょっと待って!

「なぜかわからないけど、ワクワクする。」
「うずうずして、やってみたい。」

そんな、「きゅん♡」と自分の気持ちがプラスに動く瞬間を大事に集めていくと、おのずと自分が進みたい方向性や、大事にしたいコトが見えてくるはず。

とはいえ、自分の知らない職場や職種もたくさんあるよね。

ということで、実際にJKの2人がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で働く皆さんにインタビュー!

この4つの職種を紹介するよ。
アトラクションオペレーション部
テクニカルサービス部
インテグレーテッドマーケティング部
MMP部
今回インタビューするのは、アトラクションオペレーション部の吉田花さん。

「きゅん♡」から未来を切り拓くコツ、ぜひ聞いてみて!

最後は、自分の「きゅん♡」と関連する学問や仕事が見つかるワークシートをやってみてね。

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CREW INTERVIEW:アトラクションオペレーション部

吉田花さん(文学部 英語文学科卒)

©Nintendo

「小さな問題も見過ごさない!

アトラクションの運営管理を通じて、多くのゲストの方に楽しんでもらえるのがうれしい!」 

どんなお仕事?

\アトラクションの運営管理をしています/

担当アトラクションにおいて、クルーの労務管理や育成のほか、より多くのゲストにご体験頂けるような効率化を図る取り組みも行っている。

また万が一、まかされた時間帯に問題が発生した場合には、その原因を把握し、関連部署と連携しながら迅速に解決へ導くプロフェッショナル。


今の仕事に就くまでHISTORYを教えて!

\楽しむ側から楽しませる側へ!関西から世界に魅力を発信したい/

パークには年間パスを使ってしょっちゅう遊びに来ていたのですが、そのうちに楽しむ側だけではなく自分が楽しませる側になりたいなと思うように。

学生時代にアメリカへ留学し、海外で本場のエンターテイメントに触れたことで、関西の地から日本ならではの体験や魅力を発信したいと思ったのも、この仕事に就いた理由の一つです。


仕事につながった「きゅん♡」は?

\クラス長としてレクを企画!人と話し、人を楽しませることに「きゅん♡」/

人と話し、協力しながら、みんなの「楽しい」をつくり上げていくのが好き。

高校時代にはクラス長として、クラスのみんなが楽しんで取り組めるようなレクリエーションを企画し、実現した経験も。

あのころの「きゅん♡」は、部署を超えて連携し、相談しながら、ゲストの“超元気”をつくり出す今の仕事にも通じています。

©Nintendo

とある1日に密着!

●出勤してパークの状況を確認する

まずは今日のパークの状況や、来場しているゲストの数など、その日の運営状況をチームメンバーと一緒に確認します。

●担当するアトラクションの見回りへ

実際に担当するエリアに足を運び、ゲストが安心・安全に楽しめているか、クルーが困っていることはないかなど、管理者の目線で確認します。

最近は海外からのゲストも増えているので、困ったり迷ったりしていないか注意深く確認。

小さな問題も見逃さず、何か生じたときは、専門の部署と連携をとりながら、解決していきます。

©Nintendo



<担当するアトラクション>
マリオカート 〜クッパの挑戦状〜

©Nintendo
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


マリオカートの世界に全身で飛び込めるライド・アトラクション。

ゲームで慣れ親しんだ、あの“マリオカート”へ実際に乗り込み、ハンドルを握ってレースに参加。

吉田さんいわく、「自分が“チームマリオ”の一員になったかのように感じられる、圧倒的な没入感が魅力です!」。

迷っているゲストの方がいらしたら自分から声をかけてご案内します!
©Nintendo


●社内のカフェでランチタイム♪

USJは社食が充実しているのもうれしいところ。

このクルーカフェで一息つく時間がお気に入り。

メニューはどれもおいしくて、いつも食べすぎちゃいます!


クルーカフェでは、日替わりのおいしい献立が充実。3種類の定食メニューは1食360円!

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


●会議や資料作成。アトラクションの課題を分析し、解決策を考える

担当アトラクションにまつわる情報やデータを確認しながら、現状の課題を分析したり、クルーの育成など、今後どんなことに力を入れていくか考えます。

また一人でも多くのゲストにアトラクションを楽しんでもらえるよう、ゲスト体験数向上に繋がるアイデアを出し合います。


高校生のみんなへMESSAGE

\身近な人に自分のことを聞いてみて!/

自分のことも、仕事のことも、まだまだわからなくて当然。

まずは知るために動き出してみよう!

例えば自分のことがよくわからない人は、「私ってどんな人だと思う?」と周りの人に聞いてみるのもいいかも。

気になる仕事やキーワードを検索し、実際に働いている人たちを見てみると「こんな働き方にきゅん♡とする」とイメージが湧いてくるはず!



「きゅん♡」を未来につなげるワークシート

「やりたいこと」がなかなかみつからなくても、焦らないで!          

まずは自分がどんなことに「きゅん♡」とするのか、自分の気持ちを観察して「Myきゅん♡集め」を始めよう。

きみの「きゅん♡」は、どんな学問や仕事につながるかな?


STEP1:「きゅん♡」を書き出してみよう

自分の「きゅん♡」=気持ちがプラスに動くもの・こと・瞬間を自由に書き出そう。



STEP2:気づいたことを書いてみよう

STEP1で書いたものを見て、共通することや気づいたことを書こう。



STEP3:関連する学問・仕事を調べてみよう

STEP2で書いたことを学べる分野や学問、世の中に提供している仕事を調べよう。

<調べるためのHINT>

「ロボットや技術にきゅん♡とするなら理工学系の学部」
「人の心にきゅん♡とするなら人文社会系の学部」

などと、キーワードからまず学びたい大枠のジャンルを考えて、詳しく学問を調べてみよう。

職業が思い浮かばないときは、関連するキーワードを入れて検索してみてね。

●仕事・資格を調べる

「きゅん♡」はあなたの心が動いた証。

かわいい!楽しい!なんか好き!...最初はそんな、ちょっとしたときめきでも、自分の「きゅん♡」を信じて、関連することをやってみたり、検索してみたりと行動していくと、意外な自分を知ることができるはず。

高校生活の中で、たくさんの「きゅん♡」をみつけてみよう。

その先には、まだ知らないあなたがきっといる!

From スタサプ編集部

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Text•Edit / Chiemi Tsukada
Photographer / Kotaro Ooe,model/Miu Hanasaki,Rika Momose
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