人見知りの人必見! すぐ実践できる友達の作り方! 

高校に入学して、新しいクラスになって、友達を作りたいと思っているけど、なかなかうまくいかない…。

友達の作り方で悩んでいる人は多いのでは?

「どうやったら友達ができるのかな?」「そもそも本当に友達って必要なの?」高校生のみんなに、友達の作り方について聞いてみたよ。

さらに、すぐ実践できる友達の作り方を、心理カウンセラーの大嶋信頼先生がアドバイス。


【今回教えてくれたのは…】
高校生の今 すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない
大嶋信頼先生
米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。
株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。
ブリーフ・セラピーであるFAP療法(Free from Anxiety Program)を開発し、トラウマのみならず多くの症例を治療している。
著書に、『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本』(KADOKAWA)、『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(すばる舎)、『「自己肯定感」が低いあなたが変わる方法』(PHP研究所)、『催眠ガール』(清流出版)、『「ほんのひと言」に傷つかなくなる本』(大和書房)、『空気よみすぎさんの心のモヤモヤが晴れる本』(永岡書店)など多数。


友達って必要?その理由は?

スタディサプリ進路が高校生300人にアンケート調査を行ったところ、「友達は必要だと思いますか?」という質問では、9割以上の人が「友達は必要」だと答えている。

すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

友達が必要な理由は?

友達が必要だと答えた高校生274人に、友達が必要な理由を聞いてみると、

すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

友達が必要な理由としては、「楽しいから」という単純な理由が圧倒的に多いようだ。

その次に多いのが、「困ったときに助けてくれる」「悩みごとを相談できる」「心の支えになる」といったメンタル面でサポートしてくれる存在だという理由。

本当に友達は必要なのか、大嶋信頼先生に聞いてみると、
「人間の脳内で分泌されるホルモンに、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンと攻撃性のホルモンであるバソプレシンがあります。

この2つのホルモンのバランスがうまく取れるようになると、他人との信頼関係をしっかり結ぶことができます。

しかし、オキシトシンとバソプレシンのバランスがうまく取れないと、まわりは敵だと感じて家族以外の人を信頼することができなくなってしまうのです。

12歳~22歳までの年代は、保護者とぶつかりあって家庭内でバソプレシンを出すことで、外ではオキシトシンが出るようになるのが理想的。

友達を作ると、一緒に楽しく過ごしたり、精神的な支えになってもらったりして、幸せな気持ちになることで、オキシトシンを外でたくさん出すことができます。

すると、社会に出たときに他人との信頼関係を築けるようになり、生きやすくなるのです。

高校生のうちに友達を作るということは、社会人になったときのために必要なことといえるでしょう」


すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

参考までに、「友達が必要だと思わない」と答えた高校生26人にその理由を聞いてみると、

・友達がいなくても生きていけるから
・面倒なことが多いから
・友達がいなくても充実しているから
・裏切られるのが怖いから
・役に立たないから
・気を遣って疲れるから
・人に合わせるのは大変だから

といった声が聞かれた。
「本来は、この時期に友達と過ごすことで、社会との関係において出るべき信頼関係のホルモン(オキシトシン)が、家族に向けて出てしまったりしているのが原因かもしれません」(大嶋先生)

友達を作るのは得意?苦手?

高校生300人に友達を作るのが得意か苦手かを聞いてみたところ、「友達を作るのは得意なほう」という人は約3割、半分近い高校生が「友達を作るのは苦手なほう」と答えている。

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友達を作るのは得意・苦手な理由は?


友達を作るのは得意なほうだと答えた高校生96人に、その理由を聞いてみると、

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逆に、友達を作るのが苦手なほうだと答えた高校生141人に、その理由を聞いてみると、

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友達を作るのが得意なほうだという人は、自分から積極的に話しかけることができるのが強みのようだ。

逆に、友達を作るのは苦手なほうだと答えた人の大半は「人見知り」が原因。

初対面の人とのコミュニケーションが苦手で、自分からは話しかけられず、話をしてもスムーズに続かない、そもそも何を話していいかわからなくて、友達を作ることができないと考えているようだ。
「人見知りの人が多いようですが、無理に話そうとしなくても大丈夫。みんなと同じように話ができないから自分は友達ができないんだ、と自己暗示をかけてしまうことがアウトなのです。

何人かの人が集まっている中に入っていれば十分。何となく話の輪に加わっているだけで、無理に話をしなくても構いません。

一緒にいるだけでもオキシトシンが分泌されるため、だんだん信頼関係が築けるようになっていくと思いますよ」(大嶋先生)

みんなはどうやって友達を作ったの?

高校生300人にどうやって友達を作ったのかを聞いてみたところ、「自分から積極的に声をかけた」という人と「声をかけてもらうのを待った」という人は、ほぼ同数だった。

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自分から話しかけるコツは?


自分から積極的に声をかけたという高校生129人に、話しかけるコツを聞いてみると、

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★Real Voice★
・「相手の趣味などを聞いたり、相手の好きなことを徹底的に聞く側にまわり、あとから少しずつ自分の話をだしていった」(かとちゃん・高2女子・愛知)

・「とにかくあいさつをしたり、名前を呼んだりして、コミュニケーションをとる努力をした」(りょん・高1女子・福岡)

・「まわりの空気感で、周囲になじめていない子に話しかけた。そこから、まわりへの架け橋に自分がなると、中立の立場で今後やりやすくなるから」(麦茶のちゃ・高1女子・愛媛)

・「友達のスマートフォンのホーム画面が自分も好きなグループの写真だったのがチラッと見えたので、目が合ったときにサラッと話してみた」(たなか・高1女子・福島)

・「授業のことなどを話題にした。つまらない授業のときはグチを言ったりして、誰も傷つけない形でも本音が言いやすい話題を探した」(ちゅん・高3女子・東京)


すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

自分から声をかけるには、きっかけになる話のネタをみつけることがポイント。

バッグに付けているキーホルダーやバッジなどで好きなアイドルやキャラクターを探ってみたり、スマートフォンでどんなサイトを見ているのか、どんなゲームをやっているのかチェックしてみたり、共通の趣味があると話しかけやすいし、その後も話が続けられそう。

出身中学、住んでいるところ、部活動などは、誰にでも聞きやすい。

近くの席の人なら気軽に話しかけられるし、先生の話でわからなかったことを聞いてみてもいいかも。

友達から話しかけてもらうには?


声をかけてもらうのを待ったという高校生128人に、話しかけてもらいやすくするコツを聞いてみると、


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★Real Voice★
・「話しかけないでオーラを出さない。ひとりで本を読みふけっていると近寄られないから、話しかけられ待ち感を出す」(もちむぎ・高3女子・長野)

・「ヒマそうにしている感をだす。ちょっとまわりを見て、目が合う人がいればニコッとする」(しょぴ・高3女子・大阪)

・「自己紹介で『自分から話しかけるのが苦手なので、話しかけてもらえるとうれしいです』と言って、自分の好きなこと(共感してもらえそうなもの)を話しておく」(ぽこぽん・高3女子・神奈川)

・「席が近い子などから声をかけてもらったら、その子と他の子が話しているところに混ざっていると、他の子からも声をかけてもらえることが多かったです」(あぶ・高3女子・徳島)

・「持ち物を机の上に出しておくと、『それ私も持ってる!』など話しかけてもらえるきっかけになると思う。特に文房具は話題にしやすいので、筆箱やクリアファイルがおすすめ!」(ハル・高1女子・奈良)
気軽に話しかけてもらうには、やはり「笑顔」でいることが大事。

やさしそうだったり、明るい雰囲気だったり、とにかく壁を作らないよう、警戒心を見せないように注意しよう。

共通の趣味や話のネタを見つけてもらうために、自己紹介のときに趣味や特技などを公表したり、好きなアイドルやキャラクターのグッズを身につけたり、ただ待つだけじゃなく、さりげないアピールをしたい。

個性的なデザインの文房具を机の上に出しておくと、「それ何?」と気軽に話しかけてもらえるかも?
「共通の趣味をもつと、友達を作るきっかけになりやすいので、みんなと同じことをするといいでしょう。

みんなが話題にしているテレビドラマを観てみるとか、人気アイドルの曲を聴いてみるとか、流行っているゲームをやってみるとか、友達が好きなことに興味をもって、仲間になれそうな輪をみつけたらスルスルっと入っていくのです。

頑張って自分から話しかけようとしたり、声をかけてもらおうとしたりしなくても、まわりに話を合わせて、ニコニコうなずいているだけでも大丈夫。みんなと同じことをやっていれば、自然と友達になれると思いますよ」(大嶋先生)

ズバリみんなにとって友達とは?

高校生300人に友達とはどんな存在なのか聞いてみたところ、一緒にいて楽しく、心の支えになる、いなくてはならない大切な存在だと考えている人が多いよう。

すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

友達に本音を言えないのが悩み


また、「友達について悩んでいることは?」という質問に対して、「悩んでいることはない」と答えた人は、高校生300人中152人で約半数。

でもほぼ半数の人は友達について悩んでいるみたい。どんなことで悩んでいるか聞いてみると、

・本音が言えない、本心を隠してしまう 
・本当の自分、素の自分を見せられない 
・気を遣い過ぎて疲れることがある 
・距離感が分からない 
・本当に友達だと思っているのか本音がわからない 
・趣味や価値観が合わない
・嫌われているんじゃないかと不安になる 

といった声が聞かれた。

どうすれば友達が作れるの?

いろいろ頑張ってみたけど、それでも友達が作れない。

新しいクラスで出遅れてしまった。

本当に友達だといえるのか不安…。

という人に、どうすれば友達を作ることができるのか、大嶋先生に聞いてみた。
「なかなか友達ができない、友達に本音が言えない、という人は、悩みごとを家で保護者に相談していませんか?あるいは、SNSなどに書き込んでストレス発散している人もいるでしょう。

しかし、保護者に相談したり、SNSなどに書き込んだりすると、そこで信頼関係ホルモンのオキシトシンが分泌されて、学校や社会に対しては攻撃性ホルモンのバソプレシンが出てしまうのです。

・ちょっとした友達の悩みはできるだけ保護者に相談しない
・SNSなどに悩みを書き込まない

この2点を心がけていると、だんだんストレスがたまって、誰かに話したくなります。

ガマンできなくなって、友達に伝えようとするでしょう。友達から『どうしたの?』と聞いてきてくれるかもしれません。

友達と話すことでオキシトシンが出てくれば、信頼関係が築けるようになっていくと思います。

もし新しいクラスで話の合いそうな友達が見つからなかったら、部活動やアルバイト先で友達を作ればいいのです。無理して学校内で友達を作る必要はありません。塾で、友達を探してもいいでしょう。

趣味をきっかけに、学校外の友達を作ることができるかもしれません。

自分が合いそうなコミュニティーを探して、そこに属してみると、友達が見つかることもあります。『本当の友達』にこだわらなくてもいいと思います。

オキシトシンが出るようになると、相手からもオキシトシンが出て、お互いに信頼関係が築かれていきます。

本音が言えない、素の自分が出せない、と感じたら、それはまだオキシトシンが分泌されていないのかもしれません。

そんなときは信頼関係が芽生えるのを待てばいいし、違うなと思ったら、別の友達を探せばいいのです。高校時代は、いろいろと悩んでしまう時期。

友達との関係に悩むということは、それだけ友達のことを真剣に考えている証拠でしょう。

社会に出たとき、人間関係で悩まなくても済むように、学校という小さなコミュニティーで練習しているんだという気持ちで、気軽に構えてみてください。

最初は、みんなの話の輪になんとなく加わっているだけで大丈夫。

『楽しければいい』というくらいの軽い気持ちで、もし合わないと思って悩んだら、保護者に相談するのではなく、思いきって友達に話してみることが大事です」(大嶋先生)


すぐ実践できる友達の作り方! これで新学期も怖くない

家庭やSNSに頼りすぎず、自分に合いそうなコミュニティーを探して信頼関係を築いていくことが、友達を作るコツ。

幸せホルモンを自然に出すことができる友達が、きっと見つかる!

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