国際ルールあり!全世界で「雪合戦」開催中!
雪国の遊びの定番としてお馴染みの雪合戦。この遊びが「YUKIGASSEN」として、世界8ヵ国で開催されていることをご存知だろうか?
そのルーツはさかのぼること25年前の1988年。Wikipediaによると、その前年に雪合戦がチーム対抗のスポーツとしてアレンジされたことを機に、北海道壮瞥町(そうべつちょう)で公式ルールを制定したことに由来する、とか。
国際ルールによれば、メンバーは競技者7名、補欠2名、監督1名の合計10名。時間内に相手チームのフラッグを抜くか、雪球で相手チーム全員を倒すと勝利になる。競技時間は3分3セットマッチ、2セット先取制。所持できる雪球は1チーム1セット90個のみだ。
上記ルールの通り雪球に制限があるため、むやみやたらに投げてもダメ。チームで団結し、勝利を勝ち取るための綿密な作戦も必要だ。そんな戦略性の高さもあり、各地で大会が開かれ、人気を博している。そのうちのいくつかを紹介しよう。
今年で25回目を迎えるYUKIGASSENの元祖。毎年2月に開催され、今年は23日、24日の2日間に分けて行われる。世界中から猛者が集い、予選参加2500チームの頂点を決める。
フィンランドで行われる国際ルールを用いた雪合戦。冬は寒すぎるため、例年3月末~4月に開催される。ノルウェーなど北欧諸国はもちろん、日本からも70チーム以上が参加する。
世界から強豪チームが集まる世界大会のほか、日本各地での大会も盛んに行われているのでご紹介。なかには、国際大会の予選をかねているものもある。
岩手県和賀郡西和賀町で開催される毎年大人気の大会。今年は一般の部や男女混合のMIXの部に加え、女性だけのレディースの部が新設された。
1月27日、28日に開催。優勝チームには、四国代表として昭和新山国際雪合戦への出場権が与えられる。また、今年からレディースリーグ、初心者リーグが新設された。
スキーやスノボもいいけれど、今年は雪合戦に参加してみるのもアリでは? 友達と一緒に参加すれば、高校生活の思い出の1ページに刻まれるはずだ。