高得点をとれればヒーローに!? ボウリングが上手くなる方法

6月22日は“ボウリングの日”。最近は、学生でも気軽に入れるアミューズメント施設内のボウリング場が増加中。

 

そこで、渋谷の高校生にボウリングに関するアンケートを実施すると「ボウリングは好きだけどあまり得意じゃない」という声が多数。でもうまくなれたらみんなの注目の的に…!

 

そこで、学生へのボウリング指導を行うスポルト池袋店のインストラクター・島田裕行さんに、ボウリングの上達法について聞きました!

 

「ボウリングは、基本的なことさえ押さえれば誰でも簡単に上達できます。まずはボール選びです。ボールをもって振ってみた時に手首が曲がらずに振れるぐらいの重さがちょうど良いですね。初心者の方は穴から指が抜けなくなってしまうのを怖がって、指穴が大きめのボールを選びがちです。そうすると投げようとする時にグッと掴んでしまってコントロールがつきにくくなるんですよ」

 

あまりに軽すぎるボールでもピンに当たった時に弾かれてしまうためストライクが出にくいのだそう。

 

「次は“目印”の確認です。レーンの助走部分の床には、立ち位置を決める基準となる5つの点があるので、右利きの人は右から2番目の点に右足のつま先を合わせて立ちます(画像1)。そして、投げる時はレーン上に並んだ矢印の先のような7つの黒い三角形を確認し、右から2番目を目がけて投げます(画像2)。(左利きの人はすべて逆。以下同)」

 

画像1

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画像2

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では、ピンが右端や左端に残った場合はどうすれば?

 

「左端にピンが残った場合は、三角形の印のねらいは1投目と同じく右から2番目を(画像3)、右端の場合は、右から3番目の三角形の印をねらいます(画像4)。どちらも、立ち位置は残ったピンに対して対角線になるように調整しましょう」

 

画像3

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画像4

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なるほど! では、最後に投げる時のポイントを!

 

「助走の歩幅に合わせながら、ボールの重さを利用して腕を振り子のようにして投げると勢いがつきますよ。また、手からボールが離れる時に、親指が左斜め上を向くように意識するのがポイントです。時計でいうと10~11時の方角ですね(画像5)。こうすることで自然とカーブがかかり、ストライクを取りやすい軌道でピンに当たるんです」

 

画像5

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ちなみに、レーン上には傷防止のオイルが塗られているので、ボールが返ってきたら必ずタオルで拭いたほうがいいとのこと。そのまま投げると手も汚れるし、オイルの影響でボールが滑って曲がりにくくなってしまうそう。

 

早速このテクニックを実践しにボウリングに行ってみる?