11月22日「いい夫婦の日」に考える高校生の結婚観
11月22日は、「いい夫婦の日」。普段は照れくさくて伝えられないパートナーへの感謝の気持ちをちゃんと形にしようという日なんだとか。でも、リクナビ進学が全国400人の高校生に実施したネットアンケートでは気になる結果が…。
「何歳で結婚したい?」という質問に対して、以下のような順に。
第1位:25歳 28%
第2位:結婚したくない 19%
第3位:30歳 9%
第4位:24歳 7%
第5位:26歳 7%
第1位の25歳というのは想像の範疇だけれど、第2位が「結婚したくない」とは、何だか意外。高校生の結婚観は、まだ現実味を帯びていないのかも。
では同アンケートの「結婚相手の条件」を見てみると、
・男子編
第1位:特にない 32%
第2位:優しい人 17%
第3位:フィーリングがあう人 10%
第4位:性格がいい人 8%
第5位:家事ができる人 8%
・女子編
第1位:経済力のある人 34%
第2位:優しい人 23%
第3位:フィーリングがあう人 10%
第4位:自分を大切にしてくれる人 6%
第5位:子ども好きな人 6%
との回答が。
男子のトップが「特にない」っていうのは、やっぱりまだ結婚に興味がない証拠なのかも。比べて女子のトップは「経済力のある人」。こちらはもう大人と同じ現実的な発想で、男女で差が開きすぎていることに驚いた。
でも日本の法律には、「男は、十八歳に、女は、十六歳にならなければ、婚姻をすることができない」(民法第七百三十一条)とある。
(ただし、未成年の場合はお互いの両親の同意が必要。ちなみに結婚をすると、未成年でも成年に達したとみなされる)
つまり男子高校生のほとんどは結婚できない年齢で、女子のほとんどは結婚できる年齢。結婚に対する感覚に差ができるのも当たり前なのかも。
今日の「いい夫婦の日」を機会に、まだ結婚について現実味がなくても、少し考えてみるのも良さそうだ。