私の課題は、声量と滑舌と、早口にならないようにすること。そのためにロングブレスや早口言葉など、俳優としての基礎訓練を毎日欠かさず行っています。続けているとだんだん声も出るようになり、継続することの大切さを実感しています。あと、先輩の自主制作映画に何度も出演をして実践経験を積んでいます。
目指しているのは、映像はもちろんミュージカルでも活躍できる俳優になること。高校生の頃、ドラマを観て俳優の仕事に憧れました。でも人前で自分を表現することが苦手なシャイな性格で、高校の演劇部では大道具担当でした。台湾の大学で演劇を専攻したものの、自分を解放して学び直そうと日本に来てこの学校に入りました。
さまざまな学校のパンフレットやホームページを熟読し、この学校は3年制で演技についてしっかり学べることを知り選びました。私は台湾からの留学ですが、留学生のサポートが手厚く整っていることも魅力でした。
俳優として台本を読むためにはさまざまな知識が必要で、その知識は台詞にリアリティを与えてくれます。だからこそ、学校の勉強はもちろん習い事や部活など、今できることに集中しましょう。きっと後で役に立ちます。
ダンスやアクティングワークショップの授業がお気に入り。家では台湾の家族と電話で話すのが楽しみです。