いまは、基礎学力を身につけるための学習に力を入れています。基礎学力の定着が、看護師国家試験の合格だけでなく、看護師として働くうえで土台となるからです。学習をする際には、表面的ではなく根本から理解することを心がけ、ノートに自分でイラストや図を描いて、分かりやすくまとめるなどの工夫をしています。
祖父が亡くなったとき、看護師は患者さんだけでなく家族の気持ちにも寄り添うことが大切だと実感したので、患者さんとご家族の意志を最大限尊重できる看護師になることが私の目標です。そのために、病棟実習の際には患者さんやご家族の声のトーンや表情などにも注意し、本当の気持ちを読み取ろうと努力しています。
入学の決め手となったポイントは、病棟や在宅看護を想定した実習室があり、現場に近い環境で学べることです。また、説明会で先生方が親身になって対応してくださったので、入学後も安心だと感じたからです。
実習先の病院が隣接している学校がお勧め。移動時間が短いと、その時間を学習に充てることができます。また、看護師をめざすなら、普段の生活の中でも相手の気持ちを考えて行動することを心がけるといいと思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 基礎看護方法I(バイタル測定) | 生命を維持する働きと障害I | 手話 | 看護学原論 | 基礎看護方法II(シーツ交換) | |
2限目 | 人間発達学 | 基礎看護方法II(ベッドメイキング) | 人間を統合する働きと障害 | 認識論 | 基礎看護方法II(シーツ交換) | |
3限目 | 研修(委員会) | 情報科学I | 生命を維持する働きと障害II | 英語I | ||
4限目 | スポーツと健康 | 生物学 | 研修(クラス運営) | 論理学 | ||
5限目 | ||||||
6限目 |
「基礎看護方法」の実習は、実際の現場をイメージした造りの実習室で行われます。先生方の丁寧な指導の下、基本的な看護技術を身につけるのが目標です。