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  • 岩切 勇人さん(体育学部 武道学科/高校教諭)

私立大学/千葉

コクサイブドウダイガク

生徒と行動を共にし、指導者として修行に励んでいます

先輩の仕事紹介

大切にしている指導理念は、学生時代に先生方の立ち居振る舞いから学んだ「師弟同行」

高校教諭
体育学部武道学科/2016年3月卒
岩切 勇人さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

保健体育教諭として授業を担当し、剣道部の監督も務めています。授業やクラブ活動の指導では、自ら生徒たちと行動を共にし、時間を共有。感動を分かち合えると同時に、生徒が成長する瞬間に立ち会えることが魅力であり、醍醐味です。響く言葉や成長のスピードは一人ひとり異なるため、指導に正解はありませんが、正解がないからこそやりがいもあります。指導者として日々心がけているのは「師弟同行」。学生時代、先生方が毎日のように剣道具を付けて指導して下さったように、現在は生徒と行動を共にすることで指導者としての研鑽を積んでいます。自らの学びを深めながら次の世代を担う人材を育成できることも教員としての喜びです。

この分野・仕事を選んだきっかけ

体育教員を目指すようになったのは、教員である父や、高校時代の担任であり剣道部顧問でもあった時村先生の影響から。時村先生は非常に厳しい方でしたが、豊富な話題と気配りで人を楽しませてくれる理想の大人でした。そんな先生の出身校は国際武道大学。さらに、幼い頃から父に連れられて国際武道大学を訪れる機会が多く、学生として通うことに憧れを持っていたため、迷うことなく進学。教員としての指導法や剣道を専門的に学びました。教員になった今、強く感じているのは自分がいかに環境や出会いに恵まれてきたかということです。師や仲間との出会や、自分を客観的に見てくれる人の意見から生き方を学べたことが私の礎となっています。

伝統ある安房高等学校の剣道部。毎回の指導に熱が入る

学校で学んだこと・学生時代

「師弟同行」の教えはもちろん、4年間を通して剣道を専門的に学べたことは教員としての指導観にもしっかりと活きています。大学時代はアパートで独り暮らしでしたが、なんと居住者全員が剣道部員。朝から晩まで共に行動し、授業もクラブ活動も遊びも一緒。独り暮らしにも関わらず、一人で食事をした記憶がありません。卒業後も仲間達との交流は続いており、当時の思い出話が尽きないほど、楽しく充実した学生生活を過ごせました。これから進路を決める際には、自分がやりたいことも大切ですが、求められていることや、不足している能力を努力で補えるか、コミュニケーションが好きかなど、自らに問うと将来の役に立つと思います。

生徒に寄り添った指導をしながら自らも学ぶ毎日です

岩切 勇人さん

千葉県立安房高等学校勤務/体育学部武道学科/2016年3月卒/千葉県私立成田高校出身。小中学校時代の道場の指導者が国際武道大学の先生や学生だったことや、高校時代の恩師が同大学出身など、縁が深かったという岩切先生。学生時代に教員としての指導方法や理念などを身に付け、中学の保健体育教員として4年間勤務。2020年に現在勤務する千葉県立安房高等学校へと赴任した。担任のほか、保健厚生部員や衛生管理者も務め、クラブ活動では伝統ある剣道部の顧問を担当。OBとの関係づくりにも尽力している。「進路選択の際には自分を客観的に見てくれる人の意見を聞くことが大事。人との出会いを大切にしてください」と同じ道を志す学生にエールを送る。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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