故郷である、宮崎県南部に位置する日南市の観光協会で誘致宣伝課に勤務しています。担当する業務はイベント事業が多く、平成28年は市内で開催される大きなイベントを任されました。関係部署と協力し、企画から準備、当日の運営などを行いました。地方で開催されるイベントの運営には、地域の方々との繋がりが必要不可欠です。初めてお会いする方でも、共通の知人が存在したりするのが地元ならではなのかなぁと感じています。小さいコミュニティだからこそスムーズに進むこともあるし、その分しっかりとしなければいけないとも思っています。生まれ育った故郷で、自ら参加していたイベントを運営しているという誇りを持って仕事をしています。
幼い頃から地元で働きたいという思いがありました。高校の担任の先生に相談したら、「一度地元を出て外から見てみることも大事」というアドバイスをいただき、その先生の薦めもあって日本経済大学へ。大学で観光ゼミを専攻したことが「地元で観光」という結びつきになったわけです。地元好きな自分にとってはこれ以上ない仕事になると思い、今でも進路選択時の判断は良かったと懐かしみます。現在は、旅行雑誌やマスコミへの情報発信、ホームページ作成やSNS対策なども行い、日南市の観光をPRしています。 飫肥(おび)城下町や鵜戸(うど)神宮などの観光名所が多くありますので、ぜひ多くの方々に訪れていただきたいですね。
日本経済大学には多くのチャンスがあると思います。自分が学びたいことを深めることはもちろん、福岡という立地から九州内においては多くの体験ができる大学の一つではないでしょうか。留学生が多く在籍していることも一つの魅力で、キャンパスにいて国際感覚が磨かれる上、海外研修制度もあるので新しい視野が広がるでしょう。こんな経験から私も観光業に一層関心を持ったわけですが、観光業にもいろんな仕事があります。どんな仕事に興味があるのか、どんな仕事がしたいのかなど、早い段階で絞ることができるといいのかなと思います。観光業に限らず、日頃から身近な仕事にどんなものがあるのか意識してみると面白いんじゃないでしょうか。
一般社団法人日南市観光協会勤務/経済学部商学科/2012年3月卒/日南振徳高等学校出身。高校時代は野球部で活躍。プロ野球やプロサッカーチームのキャンプ地としても有名な日南市。温暖な気候と人情味あふれる住民たちとの触れ合いが訪れる方たちにも好評で、その仕掛けづくりの一助を担っている。街づくり団体に所属し異業種交流でいろんな人と知り合い経験を学びながら、いつまでも地元を愛し貢献できる人材でありたいと思うそうだ。高等学校教諭一種免許状【商業】<国>所持。