グループ全体で約8000人のスタッフを擁する外資系IT企業の日本法人に転職入社。英語と日本語と中国語が飛び交うグローバルな環境の中、エンジニアの中途採用専任者として幅広い業務に取り組んでいます。新卒で入社した建設会社は中小企業だったこともあり、新卒・中途採用や研修の企画実施などをすべて私一人で担当。外国人人材紹介業務にも携わっていたので、仕事を通じて幅広いスキルが身に付きました。転職の際も、人事の経験と英語力が高く評価されました。最近は広報活動も担当。私の提案が認められ、ツイッターの企業公式アカウントの運営も開始しました。毎日の更新は大変ですが、フォロワーも増え、とてもやりがいを感じています。
兄の影響で企業経営に興味があったことと、学部を超えて幅広く学べることが魅力で大手前大学を受験。入学後は経営に関する専門知識を学ぶと同時に、英語の勉強も頑張りました。1年生で参加した英語のスピーチ大会やTOEICの対策講座など、英語学習の様々な機会も積極的に利用。2年の夏からは1年間アメリカに留学し、英語力にさらに磨きをかけました。帰国後に受講した「キャリア形成」の授業は、就職活動の際にとても役立ちました。また「人的資源管理」の授業は、人事の仕事にも直接かかわる内容で、当時のテキストや資料は、今でも手元に置いて時々読み返しています。授業中に引いたアンダーライン部分の重要性にも改めて気づきました。
培った人事管理のスキルと英語力を生かした新たなキャリアアップは、まだ始まったばかりです。今は一人で考えて動く仕事が多いのですが、今後は中途採用でスタッフを増員し、チームとしてエンジニア採用を積極的に進めていきたいです。エンジニア採用はどの企業にとっても最重要課題。優秀な人材は企業間での熾烈な競争を生んでいます。高額な給与を提示するだけでなく、働きやすさややりがいを伝えることで採用成功につなげたい。個々のエンジニアが持つスキルや、キャリアイメージに合わせた情報発信を行うなど、自分なりの工夫やアイデアを盛り込みながら、人事の仕事を通じて私自身もより一層成長していきたいと思っています。
外資系IT企業 勤務/現代社会学部 経営コース(2023年4月変更:経営学部)/「大手前大学はちょうどいい規模の大学。先生と学生との距離が近く、卒業してからも親密につながっていられるのがうれしいです。先日はゼミの先生に誘われ、授業内で学生たちを前に体験談などを話したり、質問に答えたりする機会をいただきました」と言う桑島さんの趣味は写真撮影と楽器演奏。留学時には一眼レフのカメラを携えて、様々なシーンを撮影したそう。また、在学中はアコースティックサウンド部に所属し、ロックチューンをアレンジしてアコースティックギターで演奏。社会人になった今でも、休日などに時々演奏を楽しんでいる。