名古屋外国語大学／卒業後のキャリア（外国語学部英米語学科商品開発谷本　国大さん）【スタディサプリ進路】

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さまざまな国・地域のメンバーが一足に携わっています。

先輩の仕事紹介

ベトナムを拠点に、国や文化の壁を超えたチーム体制で日本を代表するシューズを世界に届けています。

商品開発

外国語学部英米語学科/2012年3月卒

谷本　国大さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

スポーツブランド・アシックスのベトナム法人に出向し、生産移行チームのマネージャーを務めています。ベトナム法人では、これまで日本人社員が現地に赴き、指導しながら業務を進めていましたが、それではベトナムの組織をなかなか現地化できないという課題があります。継続的な事業として成長させるために、ただ指示を出すのではなく、彼らが主体となって業務を遂行させ、自ら課題の設定・改善ができるように育成することが私の仕事です。ベトナムと日本では生活習慣はもちろん、仕事に対する意識にも違いがありますが、価値観を押し付けるのではなく、お互いの考えを尊重しながら、同じチームの一員として業務に取り組んでいます。

学校で学んだこと・学生時代

アメリカやイギリスを中心とした文化・社会や、音声学・言語学など、幅広い側面から英語を学びました。教員からの「1年間で1,000時間英語に触れると、語学力が伸びたと感じる瞬間に出会える」という言葉を受けて時間の記録をつけながら学習に励んだところ、1年間で1,500時間を達成し、TOEFL（R）TESTの目標点数をクリアすることができました。長期留学先のオーストラリアでは、「文化・歴史」や「ツーリズム」などの授業を履修。学生寮でルームメイトとなったインド人学生をはじめ、さまざまなルーツや文化的背景をもつ学生と出会ったことで、国際的なコミュニケーションスキルも高めることができました。

お互いの文化や慣習を受け入れながら意見を交わします。

この分野・仕事を選んだきっかけ

名古屋外大での学びや国際交流、長期留学を通して、価値観の多様さや世界の広さとともに、日本の素晴らしさも知りました。それをきっかけに「日本の商品を世界に伝える仕事がしたい」と考えるようになり、日本を代表するスポーツブランドであり、グローバルに展開しているアシックスに魅力を感じて入社しました。さまざまな国や地域の方が業務に関わるため、メールや資料作成、ビデオ会議などで英語を使う機会は多く、海外出張も頻繁にあります。その度に名古屋外大で培った語学力はもちろん、異文化を理解し受け入れられる国際感覚が活きています。今後も世界各国のメンバーと力を合わせて、アシックスの商品を世界へ届けていきたいです。

商品を街中で見かける瞬間にやりがいを感じます。

谷本　国大さん

株式会社アシックス/外国語学部英米語学科/2012年3月卒/品質管理、設計を経て、ベトナム法人であるASICS Sourcing (Vietnam) Co., Ltd.に出向中の谷本さん。海外出張で訪れた国は10を超え、ベトナムのほかにもインド、ブラジル、アルゼンチン、インドネシアなど世界各国の人々とともに靴作りに取り組んでいます。英語のほかにスペイン語や中国語も使いながら、現地の人とコミュニケーションをとっているそうです。名古屋外大での4年間を通して、日本のスポーツ用品を世界に届けるという仕事を見つけた谷本さん。「やりたいことが明確でなくても、自分の夢や目標が見つかるチャンスが名古屋外大にはたくさんあります」とメッセージをくれました。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…