ゲームやアニメーションの制作会社でCGアニメーターとして制作にあたっています。入社当初はキャラクターの動きの少ない簡単なアニメーションを担当していましたが、最近では激しいアクションシーンやストーリーの中で大切なシーンも任せていただけるようになり、そんな時にやりがいと自分の成長を感じます。仕事の難易度が上がる度に、CGアニメーターとして着実にステップアップしていると実感できて嬉しいです。逆に上手く描けず落ち込むことも。描き方がわからなくなった時は自分で動いてみる。実際に描きたい動きを動画に撮って見たり、上司から参考になりそうなアニメを教えていただいたり、そうしながら一つ一つの仕事に取り組んでいます。
私は幼い頃泣き虫でしたが、大好きなアニメやゲームに登場するキャラクターを見ると元気に!いつの頃からか、自分も「誰かを笑顔にできるアニメやゲームを作りたい」と思うようになりました。これが私の原点であり、この分野を選んだ理由です。好きなアニメやゲームを学びたくて、いろいろな学校の情報を集めて体験入学に参加。その1校として名古屋工学院専門学校に行きました。ゲームだけでなく、コンピュータや映像系の学科もあり当時、映像にも興味があったので、気になる学科すべての体験授業に参加し最終的にゲームCG学科を選択。3Dソフトを使ってドラゴンを作った体験授業が楽しく、先生は話しやすい、良心的な学費が決め手になりました。
専門学校の1年生の時はデッサンに力を入れていました。絵を描くことは苦手だったのですが、CGアニメーションで大切なパースや構図などのスキルをしっかり身につけることができ、仕事にも役立っています。2年生ではゼミに所属し、初めてのアニメーションを制作!3分程のものでしたが、ストーリーからすべて自分一人で作り上げました。何日もかけてやっと完成した時の達成感は忘れられませんし、私の初作品として大切にしています。その時指導してくださったのが現役CGクリエイターの先生。将来本当に仕事としてやっていくための現実的、実践的なことを教えてくださったおかげでCGアニメーターとしての私がいると思います。とても感謝しています。
株式会社サブリメイション 勤務/ゲームCG学科(ゲーム研究科進学コース)/2020年卒/高校は姉がいるからという理由で選び、初めて自分で決めたことが「名古屋工学院専門学校で学ぶこと」だった。絵を描くのが苦手、パソコンを触ったことがない、授業についていけるのか心配。でも自分で決めた道だから頑張るしかない!という決意で入学。「私と同じ初心者もたくさんいて授業はパソコンを触ることからスタート。本当に一から丁寧に教えてくださるので安心しました」。ゲームCG学科修了後ゲーム研究科に進み(株)サブリメイションに入社。「上司が特別授業の講師として教えてくださりそれが縁で今の職場に。同期もたくさんいて刺激になっています」。