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  • 伊藤 亰さん(マンガ・イラスト学科/漫画家)

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オオサカアニメーションカレッジセンモンガッコウ

先輩の仕事紹介

ようやく叶えたプロデビュー。でもまだ半分。

漫画家
マンガ・イラスト学科 ストーリーコミックコース 卒/2010年卒
伊藤 亰さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私は新潮社の漫画サイトにて「宇宙戦艦ティラミス」の連載をきっかけにデビュー。初のSFもので、ロボットも描いたことないのに大丈夫だろうかと思いましたが、資料を見て自分なりに落とし込む内に楽しくなりました。ファンレターを初めてもらった時は、嬉しかったです!それ以来、ファンタジー作品の作画やNFTを題材にした漫画制作、アプリゲームのキャラクターデザイン担当などを経て、現在は再びSF、メカニックが重要な作品に携わっています。やや飽き性のため、様々な世界観、キャラクター、ジャンルに挑戦し続けたいという気持ちはずっと持っています。今はオリジナル漫画で和風とサイバーパンクを何とか融合できないかな…と探っています。

学校で学んだこと・学生時代

高校が美術系で、先生からは美大で絵画を描くことを勧められましたが、ストーリー漫画を中心に描きたくて、漫画学科に行くつもりでした。でも体験入学で60人ほどが一斉に作業しているのを見て、大人数の中で描いている姿を想像できず、少人数制のアニカレへ進学。「キャラクターの多方面の表情を描こう」「設定をもとにキャラクターをデザインしよう」などいろんな授業があり、一人ではなかなか描けなかった絵にも挑戦できました。入学後は漫画一色。課題が毎週のように出るので、帰りの電車の中で描いたことも。印象的だったのは課題を講評する授業。私は手を描くのが苦手で、みんなの前で手厳しく指摘されました。でもそのお陰で今があります。

初の誌面連載である「機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ」

分野選びの視点・アドバイス

漫画家をめざす人に伝えたいのは、簡単に諦めずとにかく描き続けること。人それぞれデビューの仕方があります。私は卒業前に、ある出版社の奨励賞を受賞しながら、その後3年間全く成果を上げられず、辛い時期を過ごしました。けれど2013年から2年連続で新潮社の漫画賞で奨励賞を受賞、続いて8ページ漫画のコンクールに2作品投稿したところ、編集の方が絵を高く評価してくださり、作画として連載のお話をいただきました。大賞を獲得してデビューするのが基本だと思っていたので驚きました。でも私としては、まだ半ば。そんな立場から言うのも恐れ多いですが、自分に合うかどうかは一旦置き、世間の流行や空気感を知る事は重要なのかもしれません。

コミティアや作品展示会にも不定期に参加

伊藤 亰さん

漫画家/マンガ・イラスト学科 ストーリーコミックコース 卒/2010年卒/小学4年生の頃から漫画家を意識。アニカレ在学中(2010年)に漫画誌の新人賞で奨励賞受賞。2013年・2014年に2年連続で新潮社の漫画賞で奨励賞受賞。2014年同社の8P@GOGO!!賞に2作品を出品、1作品が読者投票6位を獲得。抜群の画力が高く評価され、2015年10月「宇宙戦艦ティラミス(くらげバンチ)」(宮川サトシ原作)でプロデビュー、同作品は2019年第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞受賞。LINEマンガ「サラカ王子と六頭竜」(泉福朗原作)連載。2023年月刊ガンダムエース7月号より「機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ」(シナリオ=重信康(チーム・バレルロール))を連載中。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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