フランス菓子の老舗「カフェタナカ」で、店頭に並ぶケーキや焼き菓子の計量・仕込み・仕上げなどを担当しています。「カフェタナカ」は、可愛いクッキー缶や新しいフレーバーにチャレンジするような話題性があり全国からお客様が集まる人気店。歴史も感じられるフランス菓子の老舗店で働けることがとても嬉しく毎日が充実しています。忙しい日々に追われている中で、昇給したり新しい仕込みを教えてもらえた時、頑張っていて良かったと思います。こちらがどれだけ忙しくても、お客様にとっては、ここに来た日が“特別な1日”なので、一つひとつ丁寧な仕事を心がけ、お客さまに寄り添った仕事をすることを大切にしています。
私が愛調を選んだ理由は、オープンキャンパスに参加した際、生徒と先生の距離が近く楽しく通えると感じたからです。料理やパティシエの技術はほぼ初心者だったので、放課後実習に積極的に参加し家でも練習を繰り返しました。2年次にはカフェスイーツコースを専攻しましたが、オムレツ、にんじんのジュリエンヌ、じゃがいものシャトー剥きを競うグルメピック西洋料理部門に学校代表として出場させていただきました。学校での作業後の清掃は、綺麗にしすぎじゃないかな?と思っていましたが、働いてみると片付けが綺麗にできる人は仕事もできると実感。技術を習得するためにコツコツと努力する姿勢が身についたことが大きな財産となっています。
仕事を始めて1年目は、雑用と呼ばれてしまうようなことが仕事の大半を占めることも多いと思いますが、綺麗に掃除できる人、雑務も丁寧に素早くこなせる人が評価されると思います。その時期を乗り越えるとどんどん新しい仕事が増えていき、人に幸せを与えられるやりがいを感じられると思うので、一緒に頑張りましょう。学生時代の休日に、いろいろなケーキ屋さんやカフェを巡って食べたものが今でも記憶に残っていて、あそこに美味しいケーキがあったなとかこういうのはどうだろう、と参考にできることがあります。授業も『参加する』ではなく『自分1人で作れるように』という主体的な意識で取り組むことがとても大切だと思います。
カフェタナカ 勤務/調理専攻科・カフェスイーツコース/2019年卒/手に職をつけたいと思い、愛知調理専門学校へ入学。1年に西洋・日本・中国・製菓・製パンのすべての調理分野の基礎を習得。専門知識や技術を学ぶ中で、甘いものを食べることやカフェ巡りが好きだと実感しパティシエになることを決意。2年次はカフェスイーツコースを専攻。卒業後はフランス菓子の老舗「カフェタナカ」へ。現在は店頭に並ぶケーキや焼き菓子の計量・仕込み・仕上げなどを担当。「お店に出ている商品の全てを自分で作れるようになりたいです。さらに、いつかは自分でメニューを考えたいです」と目標を持ちながらパティシエとして充実した日々を送る。