イタリアン・スパニッシュのダイニングレストランで、調理全般を担当しています。オープンは夕方からですが、仕込みを始めるのは午前中から。とくに担当する料理が決まっているわけではないので、先輩に教えてもらいながら、いろいろなメニューを調理しています。先日、ご予約のお客様から、サプライズでプロポーズをする予定だと事前に伺ったことがあり、店からもサプライズということで、プレートにチョコでメッセージを書いたり、音楽の演出をしたりとスタッフ総出でお祝いして差し上げて、お客様にはとても喜んでいただいたんですよ!おいしい食事を通じて人を幸せにできること、笑顔にできることが、この仕事のやりがいですね。
料理だけでなく、経営や色彩などの幅広い座学や、フードコーディネーターの資格が取れるカリキュラムが魅力でした。あいさつや礼儀など、社会人として基本的なことをきちんと身につけられたことや、料理の知識や技術を得たのはもちろん、人として大きく成長することができました。オープンキャンパスのスタッフリーダーや、三幸フェスティバルのリーダーなど、代表としての役割を経験したことで、人と関わる機会もたくさんあって、相手や周りを見ることの大切さを学べました。ほぼ全員といっていいほど、たくさんの先生方にお世話になりました。専門学校での2年間を通じて、自分はとても大きく変わったと思います。
現在の職場の「人を幸せにする」という理念は、自分の思いと一緒です。地元密着型というところも。ここでなら、料理の技術を磨くことはもちろん、経営のことなども学べると思っています。たとえ自分の未熟さに挫折しそうになったとしても、頑張って続ければ力がついて仕事も楽しくなるはず。これからの目標は、20代でシェフになって、自分の店を持つことです。そのために今何ができるのかを考え、腕を磨くのももちろん、人間関係を築いたり専門知識を学んだりしています。
株式会社キープウェルダイニング ダンチキンダン町田店勤務/パティシエ・カフェ科/2016年3月卒/趣味でお菓子を作っていたこともあり、飲食業に興味があった杉山さん。横浜スイーツ&カフェ専門学校で製菓・製パンなども幅広く学ぶうちに、料理の楽しさに気づき、料理人を目指すことを決意。「料理の技術はもちろん、時間を守る、あいさつをする、目を見て話すなど、社会人としては当たり前のことを、厳しく指導していただきました」。将来は自分のお店を持つことが目標。「理想は、50席くらいのビストロ。食材にこだわり、地域の人たちが集まれるアットホームな雰囲気で、コーヒーもおいしい。そんな店を持てたらいいですね!」。