タレントやアーティストの撮影から、広告、ブライダル、講師まで、フリーランスのヘアメイクアーティストとして幅広く活動しています。どの現場においても、モデルやスタッフと楽しくコミュニケーションをとりながら働いています。最近は、WEBムービーの撮影の仕事も増えてきました。一瞬のイメージを完璧に切り取るグラビアの撮影とは違い、ムービーのときは風で髪が揺れるなどの動きを活かした表現をするため、モデルの動きを踏まえたヘアメイクができるように心がけています。この仕事でやりがいを感じるのは、手がけた仕事が評価を受け、つぎの仕事につながったとき。「田中さんにまたお願いしたい」と、お声がかかるのが嬉しいです!
母が美容部員をしていたので、いつもメイク道具が身の回りにある環境で育ちました。父の実家が美容院なのもあり、この道に進んだのは私にとって自然な流れ。それに、人と話すことが好きなので、ヘアメイクの仕事は自分に向いていると思いました。バンタンでは、ショー、スチール、映像など、多様な現場に対応できるヘアメイクの技術を学ぶとともに、プロに必要なコミュニケーションスキルも修得しました。プレゼンの授業で人前で発表した経験は、今の仕事にも活きています。また、先生のアシスタントとして、学生時代から現場を数多く経験したおかげで、プロのヘアメイクとして働くための心構えを早くから身につけることができました。
バンタンで学ぶなら、ファッション、映像、デザインなど他学部の学生と共同制作する「セッション」をぜひ経験して欲しいですね。ファッション学部でショーを行うときや、デザイン・映像学部が映画の撮影をするときなどに、ヘアメイクとして制作チームに加わるのですが、実際の現場でどのように動けばいいのか、シミュレーションする機会になりました。そもそもバンタンを選んだ一番の理由は、オープンキャンパスでこのセッション授業を知ったときに、「おもしろそう!ぜひやってみたい」と思ったからなんですよ。それと、インターンシップが豊富な点もお勧めです。在学中に現場を多く経験するほど、自信を持ってプロの世界に飛び込んでいけます!
ヘアメイクアーティスト(フリーランス)/ヘアメイク学部 卒/2003年卒/バンタン卒業後は、ヘアメイク事務所に所属。その後フリーとして独立。現在では、男性・女性タレント、アーティストPV、WEBサイト、雑誌など、幅広くヘアメイクアップアーティストとして活躍中。バンタンの講師も務めている。