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ヘアメイクアーティストのズバリ!将来性は?

ヘアメイクアーティストのズバリ!将来性は?

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外見は人の印象に大きく影響します。いつの時代も人は「美」を求めているため、この分野の仕事がなくなることはあまり考えられません。
ヘアスタイルやメイク、ファッションなど美容への人々の関心はこれからも高まり、ヘアメイクの知識や技術が役に立つ場面も増えていくでしょう。
特に最近では、医療用メイクや高齢者へのセラピーとしてのメイクにも注目が集まり、活躍の場は、テレビや雑誌、映画だけでなく、福祉や医療などさまざまな分野に広がっています。
一方で、SNSのほかヘアアレンジやメイクテクを公表しているサイトも多くあり、一般の人もメイクの知識を身につけやすくなっているため、プロとして仕事をし続けるためにはメイク+αの何かが必要となるでしょう。

ベース(骨格)作りやヘアカラーなど、ヘアメイク+αの何かが必要に

ヘアスタイルやメイクに関する情報はインターネットを介して誰でも手に入れることができるようになり、一般の人の中にも上手にヘアアレンジをする人やメイクに詳しい人が増えています。
ある程度のことは自分でできるようになっている中、ヘアメイクアーティストがプロとして活躍するには、自分にしかできない技術を高めることやメイク+αの何かが求められます。
例えば、メイク前のフェイシャルマッサージや骨格にアプローチするようなデコルテケアなどはメイクのノリも顔の見え方も変わり、重宝される技術のひとつです。
ヘアアレンジも、ただアレンジをするだけではなく、「このアレンジにはこういうポイントカラーが映える」など、一般の人にはできない+αの提案を混ぜることがポイントになります。
アロマやネイルなどの知識や技術も、自分の仕事の幅を広げ、他のヘアメイクアーティストとの差別化にもなるでしょう。

男性のヘアメイクアーティストの活躍の場が拡大

ブライダル業界など、まだ一部ではヘアメイクアーティストの採用条件を「女性のみ」としているところもありますが、時代とともに男性が活躍できる場は確実に広がっています。
撮影現場やファッションショーでの活躍はもちろん、近年注目が高まっている特殊メイクの分野では男性が多く活躍しています。重たいメイクボックスを運んだり、現場によっては不規則な生活を強いられたりすることもあるため、本来、体力がある男性が重宝される業界です。テレビに出てタレント活動をしている人や、書籍を出版しているような有名なヘアメイクアーティストには男性も多く、今後も男性のヘアメイクアーティストは増え続けるでしょう。

医療メイク、メイクセラピーの注目が高まる

高齢者や病気を持つ人に対して行われるメイクセラピーに注目が集まっています。
メイクには心を前向きにさせる効果があるとされ、高齢者施設や病院の中には積極的にヘアメイクアーティストを招き、利用者や患者さんにメイクをする機会を取り入れているところもあります。
また、「手術の傷跡を隠したい」「シミやニキビを隠したい」という希望に応える医療メイクも注目が高まっているジャンルのひとつです。医療メイクの技術はどんどん進歩しており、いまや肌の傷跡や変色はほぼ完全にカバーできるところまできています。
医療メイクの技術を持つ人を育てることを目的にした「特定非営利活動法人メディカルメイクアップアソシエーション」というNPO法人も生まれ、技術をレクチャーする各種講座を開催しています。
メイクはコンプレックスをカバーすることも大きな役割のため、時にはヘアメイクアーティストがカウンセラーのように話を聞くこともあります。
メイクをして美しい外見をつくりながら、内面のケアをしてあげられるような心理学的知識も今後求められていくかもしれません。

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