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私立大学/神奈川

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こんな先生・教授から学べます

多文化共生社会のあり方を考える先生

社会学
国際社会学部 国際コミュニケーション学科
山本 直子講師
先生の取組み内容

日本に暮らす外国籍/外国にルーツを持つ方々の生活に関する研究を行っています。日本にはたくさんの外国籍/外国にルーツを持つ方々が暮らしています。多様化が進む中で、すべての人が心地よく暮らすことができる社会を築いていくことが理想ですが、それほど簡単ではありません。仕事、教育、健康、情報アクセスなどの面で、外国籍/外国にルーツを持つ方々の生活は不利であったり、不便であったりすることも多くあります。私の研究は、日本に暮らす外国籍/外国にルーツを持つ方々の生活がどのような状況にあるかを調べ、その不利や不便の要因を探り、解決のための道筋を考えることです。外国籍/外国ルーツの方々や、行政・支援団体の方々にインタビューやアンケート調査を行うことでデータを集め、分析し、課題解決のための手がかりを探っています。

ゼミでは、多文化共生の課題について考え、ディスカッションをします。

授業・ゼミの雰囲気

「多文化共生」について、深く掘り下げて考えます。

国境を越えて移動する人々が社会に与える影響について様々な観点から学びます。国家の枠組みを越えて移動する人々は、その国の制度や人々の意識を変えていきます。人の移動を考えるということは、その社会であたりまえとされてきた事柄を根本から問い直すことでもあります。ゼミでは、さらに一歩進んで、日本の地域社会に暮らす人々やその人の暮らす環境について実際に調査を行い、「多文化共生」を深く掘り下げて考えることを行っています。社会調査の方法や、調査によって得られたデータを分析する方法を教える授業も担当しています。

4年生になると、卒業論文を書くため、それぞれが調査を実施します。

キミへのメッセージ

社会の中の「あたりまえ」を、立ち止まってもう一度考えてみませんか。

日本社会に、外国にルーツを持つ人々がたくさん暮らすようになっている今、1つの問題を多様な視点から考える力が必要です。社会で「あたりまえ」と思われていることについて考える。そんな学びの時間があります。

山本 直子講師

慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、博士(社会学)。2020年より東京都立大学子ども・若者貧困研究センターにて、子どもの貧困に関する研究に従事、2022年4月より東洋英和女学院大学専任講師。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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