スポーツの力で地域や教育の諸問題を解決。スポーツを起点とした、まち全体を元気にするための企画立案・運営などの実践により身につく「強み」について、岡井 理香准教授とゼミの学生さんにお話をお聞きしました。
「部活動の地域移行」をはじめ「働く世代の運動不足」「高齢者の健康寿命延伸」など、地域には様々な課題があります。岡井ゼミでは「地域共生×SPORTS×健康」をテーマに企画を行う「LIFE IS SPORTS」プロジェクトの学内チームを発足。スポーツを用いた地域課題解決に取り組んでいます。活動の主役は学生。一人ひとりの専門性や得意を活かし、協働し、企画を練り上げる経験を通じて課題の本質を理解する思考力・実践力を養います。
産学官連携のもと周南市のスポーツ振興をめざす「LIFE IS SPORTS」プロジェクトのリーダーを務めています。将来の目標は地元・山口県のスポーツ振興。より多くの人がスポーツに親しむ環境づくりに携わることです。今後は関心を寄せているパラスポーツに関する知識を高めるとともに、プロジェクトにおいてもパラスポーツに関する企画や誰もが楽しめる新しいスポーツの考案にも取り組み、夢の実現に向け力を培いたいと考えています。
多くの出会いを通して培った経験を還元し、生徒の将来の選択肢を増やすことができる教員となることが目標です。大切にしていることは「まず人として魅力的であること」。学校生活を送る上で、学習面以外の部分でも生徒の支えになれる力をつけたいですね。「この先生がいるから、もし失敗しても大丈夫」と思える、生徒の挑戦を応援できる存在でありたいです。教員となった後も慢心せず、継続した学びと成長を心がけたいですね。