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  • 名取 初穂准教授(絵画・染色・対話による鑑賞)

私立短期大学/栃木

コクガクインダイガクトチギタンキダイガク

こんな先生・教授から学べます

人生の活力の源となる「アート」を教えてくれる先生

絵画・染色・対話による鑑賞
人間教育学科 子ども教育フィールド
名取 初穂准教授
先生の取組み内容

私が担当する教科専門図画工作・造形表現演習では、学生が将来、幼稚園・保育園・小学校などの先生としてアートや造形活動を教える際の指導法を養います。私が大切にしているのは、まず学生自身にアートを楽んでもらうこと。図工や美術に苦手意識を持つ学生も多いのですが、本来、表現活動とはとても楽しい作業なんです。課題があるとどうしても「上手に作らなければ」という意識が生まれがちですが、そもそも図工や美術という教科には「正解」がなく、そこが魅力でもあります。
たとえば授業で何かを作る時、完成させなくたっていい。大事なのは、一人ひとりがどのような課題を設定し、向き合い、どんな時間を過ごしたかということ。自分と向き合うアートな時間を過ごすことで、自分を開拓し、可能性を見つけ、それが自信にも繋がっていくのです。

美術造形室は学生作品が多数あるカラフルでアートな空間。授業外に足を運び、制作に取り組む学生もたくさん

授業・ゼミの雰囲気

絵画・彫刻・陶芸。本物に触れることを大切に、さまざまなモノづくりに挑戦する「アートな時間」を過ごせる

さまざまなモノづくりを経験できる名取先生の授業。時には体育館でインスタレーション・アートを制作したり、近隣の幼稚園の子どもたちと制作をしたり、地元栃木の名産イチゴなどを使った染色に挑戦することも。藍染は、土を耕して種を植え、自分たちで育てた藍の生葉を使用して行うなど、本物に触れることも重視しています。「学生時代に色々なことを体験しておくと、将来に役立つ引き出しがたくさんできます。可能性の塊である子どもたちを指導する仕事に就くからこそ、学生には引き出しをたくさん持って社会に羽ばたいて欲しいです」。

時には作品を「あえて壊す」ことも。様々な状況を想像力を持って乗り越える力を、アートを通じて育みます

キミへのメッセージ

アートを通して、あなたがまだ知らない新しい自分を楽しく発見しましょう!

アートに上手・下手、得意・苦手なんて関係ありません。アートの可能性はどんどん広がります。本学では今後「アートセラピー」などもスタートします。ワクワクがいっぱいの、アートな時間を一緒に過ごしませんか?

愛犬と過ごす時間も大切にしていると名取先生。「プライベートな時間を大切にすることも大事です」と語る

名取 初穂准教授

日本色彩教育研究会理事、栃木市立美術館運営委員、世界児童画展審査員(2015年・2016年)、栃木県立美術館・美術館普及教育事業『創作工房アートラウンジさくら塾』ワークショップ担当。授業ではアートや制作活動を楽しみながら、子どもたちへの指導法を教える。「学生の多くは20歳前後の多感な時期。経験を積み、壁にぶつかりながら、人生を生きるための礎や強さを身につけることをサポートしていきたいです」と語る。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…
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