
私が建築・インテリアデザインの分野に進んだ理由は、幼い頃からモノづくりに触れていた事がきっかけです。特にプラモデルは毎週のように新しいものを組み上げていました。プラモデルには必ず説明書が付いています。3次元の部品を2次元で表しているわけですが、これは建築・インテリアの設計図と共通する部分があります。私は3次元のものを2次元で表現する事に、まず惹かれました。建築を学ぶにつれ、スケッチ・図面・パース・模型と自分の表現の幅が広がっていくたびに、この仕事・分野が好きになっていきました。学生の皆さんには私が感じたように、まずは楽しみながら表現の幅を広げていって、なるべく正確に、自身の想いを相手にそして社会に伝えられるように、成長してほしいと願っています。

何種類にも及ぶ設計図の繋がりを理解してもらえるように工夫しています。
インテリア工学科(夜間部)では、私が働きながら学んだ経験を共有し、個人の目標に寄り添ったサポートを心掛けています。担当する手描きの建築製図では、正確な作図表現と共に、意匠・構造・設備等、何種類にも及ぶ設計図の繋がりを理解してもらえる工夫をしています。建築設計研究科(資格取得コース)では、学生・教職員一丸となって建築士合格に向けて濃密な日々を過ごします。全員合格を目指す中では時に厳しい指導も行いますが、勉強する日々を乗り越えた先には、建築士合格と大きな達成感、自分に対する自信が得られるはずです。

青山製図では担任制を採用。授業中はもちろん授業時間外でも、学生一人ひとりの疑問に答えてくれます。
キミが好きなこと、興味があること。そこにもう少し勇気を出して、もう一歩踏み込んでみよう。そうやって行動することが、夢をカタチにする第一歩になるかもしれません。

「働きながら学んだ経験を共有し、個人の目標に寄り添ったサポートを心掛けています。」と語る篠原先生
専門:一級建築士・一級建築施工管理技士・宅地建物取引士(資格試験合格)
略歴:1999年に建築系専門学校卒業後、3社の設計事務所で実務経験を積む。23才の時にヒッチハイクで西日本へ建築旅をし、24才で独立。28才の時に京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)建築デザインコース編入。 働きながら建築を学び直し2015年から現職。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



