ITの進化とインフラの整備により、社会のあり方が大きく変化しています。IOT(身の周りのモノがインターネットにつながる仕組みのこと)やビッグデータ、AI(人工知能)などの新技術を既存のビジネスに導入したり、ビジネスモデルを刷新する分野も多く、その中心で活躍するITエンジニアはたいへん価値のある人材です。ITエンジニアを目指す方には、広い視野で将来を見据えて目標を確実にクリアし続けること、多くの選択肢から自分が「これだ!」と思う道へ進むための能力が必要です。システムエンジニアなどのスペシャリストとして活躍するには、専門的な知識や技術の基礎を修得することが大切であり、私はそうしたスキルを確実に身につけさせるためにも、国家試験対策やシステム開発実習に力を入れています。
IT関係の学習が初めての方でも、無理なく学べるステップアップ式の指導が特色です。1年次はITパスポートから基本情報技術者、応用情報技術者といった国家試験の学習を通じて基礎知識を修得。2年次にはプログラミング言語などの専門技術をプラスしてシステム開発に取り組みます。システム開発はグループ形式で行い、テーマ作成から設計、プログラミングまでを実施。完成後は校内大会に出品し、優勝チームは首都圏での全国大会にエントリーしました。「システム開発の面白さを体験し、コミュニケーション能力も養ってほしいです」。
IT業界は技術の進歩が速く、つねに高みを狙う姿勢が大切です。私自身も日々、スキルアップを頑張っています。私と一緒にIT技能を磨きあげ、自分の手で素敵な世の中をつくってみませんか。
平成14年、大原簿記専門学校の情報マネジメントコースを卒業。同年春、特に親しかった先生のすすめで母校に就職する。平成15年、大原情報システム専門学校(現大原情報デザインアート専門学校)へ異動。現在に至る。15年間をIT系科目の講師として勤務。主に国家資格(基本情報技術者・応用情報技術者)の対策を行っている。学生時代に熱中していたもの:野球。好きだった科目:数学、歴史